林芳正の発言 (経済活性化及び中小企業対策に関する特別委員会)
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○林芳正君 自民党の林でございます。きょうはちょっと風邪を引いておりまして、お聞き苦しい声でございますことをお許しいただきたいと思います。
三大臣、本当にお忙しいところありがとうございました。いろいろ委員会が重なる中でここにお集まりいただきまして、本当にありがたいことだと思っております。なかなかこの三大臣がおそろいになることがないものですから、関連した質問をやってみたいと、こういうふうに思っております。
我々、派遣も含めましていろんな現場の声を聞いてまいったわけでございますが、その中で、やはり貸し渋りは大きな銀行、都銀等、国際基準でやっておるところが多いというお話を聞いてまいったわけでございます。一方で、ある新聞だったと思いますが、信用金庫とか地銀とかそういう地場の銀行が、貸し渋りを受けている地場の会社の方へ金融サービス業をシフトさせるような努力をしておるというような記事もあったわけでございます。
私は、ちょうど金融ビッグバンがこの間成立いたしましたけれども、こういうことをやれば当然それぞれのすみ分けというものが出てくるのではないか、これは当然の動きではないかと思うわけでございます。大きな国際的な業務をやっている都銀はどんどんホールセールとか国際業務に特化していただく、そして中小企業といつも肌でおつき合いいただいている地場の金融機関というのは、まさに地場のリテールでその特色を発揮していただく、そういうことになっていくのではないか、こういうふうに思うわけでございます。
そこで、今はちょうど過渡期でございますから、今まで中小企業の方で地方にいらっしゃっても都銀とメーンバンクとしてのおつき合いをしておられるような方が、例えばその地方の地銀なりほかの金融機関なりにスムーズに移行していってもらえば、貸し渋りを受けるぐらいだったらもうほかの銀行にそのメーンを移していけばいいのではないか、そういう御希望もあるようでございますが、一方で担保を提供しておるものですから、まだローンが残っている間はなかなかそうスムーズに行けないということでございます。その辺について何らか優遇をして、別に貸し倒れになるということではなくて、スムーズに移行することを後押しができないものか。
調べましたところ、アメリカの中小企業庁、SBAというところは、第二抵当権、今一つ担保に入っていますと第一抵当権がついているわけでございますが、これの第二抵当権ということで担保にして、例えば地銀が貸せるようにする。そして、第二抵当権ですから劣後でございますが、それを例えば公的な信用補完で補ってやって、第一抵当の方のローンを払い終えたら自動的に第二抵当が第一抵当に繰り上がる、こんなような制度をやっておられるということも調べさせていただいたわけです。
そういう状況を踏まえて、何とか地方の地場で頑張っておられる方がメーンバンクをスムーズに動かせるような対策がとれないのか、大蔵大臣並びに通産大臣にお聞きしたいと思いますが、まず大蔵大臣いかがでございますか。