山口公生の発言 (経済活性化及び中小企業対策に関する特別委員会)
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○政府委員(山口公生君) お答え申し上げます。
まず一点目でございますが、BISにおきましてリスクウェートのつけ方の問題が議論になっておるとは承知しておりませんが、この件につきましては問題意識としては世界的にあろうかと思います。ちなみに、本年二月のニューヨーク連銀主催でやりましたコンファレンスで、グリーンスパンFRB議長がやはり今先生がおっしゃったようなことにも言及しております。
確かに、全部一〇〇%のリスクウェートでいいのかという問題はあろうかと思いますので、今後そういった問題を含めてバーゼル委員会で議論がなされるということも予想されます。
もう一点の国内銀行について適用したらどうかというお尋ねでございますが、ただ、信用リスクに応じたリスクウェートとなりますと、信用リスクをきっちり把握できるかという問題がまず前提になるわけでございまして、具体的に信用リスクをどうはじくかとなりますと、恐らく銀行の内部モデルでしかあり得ないだろうと思うわけでございます。
ところが、各銀行がそれぞれの内部の信用リスクモデルを活用できる体制になっているかという問題と、そのモデル自体が比較可能性があるかという問題がありますので、国内銀行にまず適用ということも現実にはなかなか難しいと思いますが、事柄の性質から言うと、理論的には先生がおっしゃっていることは非常に正しいことだと思いますので、今後の検討課題だと思っております。