楠木行雄の発言 (交通・情報通信委員会)
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○政府委員(楠木行雄君) まず、先生が御指摘になりました着工までの課題というのはどういうことがあって、それをどうこなしていくかというのが前提になるわけでございますが、現時点での建設着工までの課題といたしましては、何といいましてもこの事業主体となる空港株式会社の早期の設立と事業推進体制の早期構築が挙げられるわけでございます。最初にちょっと申し上げましたように、三月三十一日に設立発起人会が現地で開かれまして、四月中には会社の創立総会、すなわち会社設立ということで現在調整中でございます。会社の早期設立を期し、それぞれ事業の体制、これは初めて会社がそこで立ち上がるわけでございますので、何とかスムーズに構築されるように我が方としても全力を挙げてやってまいりたいと思います。
それから、その後は、環境アセスメントの迅速な実施、それから漁業補償問題の早期解決、公有水面埋立法等の手続促進などが考えられるわけでございます。
こういった課題をこなしていくという過程におきまして、着工の時期につきましては、漁業補償等の課題が順調に解決されますれば平成十一年度には着工できるのではないかと考えております。
また、先生御指摘がございましたように、愛知万博との関係で地元から要望の強い二〇〇五年までの空港の開港ということ、私どもこれはできる限り行いたいと考えておるわけでございますが、それを行いますためには、環境アセスメント、漁業補償等を迅速に処理するなどの努力の積み重ねが必要となりますために、地元関係者に一層の御努力をしていただきつつ、運輸省といたしましても最大限の努力を行ってまいりたい。そうすることによって、アジアで行われておりますようなこういったさまざまな国際ハブ空港、こういったものに伍してやっていける体制ができるのではないかと考えておる次第でございます。