富田俊基の発言 (行財政改革・税制等に関する特別委員会)

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○参考人(富田俊基君) 景気対策の効果として定額がいいのか定率がいいのかというのは私にはよくわかりません。
 減税というのは、国民もなかなか長い視点で自分の生活を考えるようになっておりますので、いずれどこかで増税があるんではないかというふうに考えますので、いわゆる乗数効果というのは非常に低いものになってしまいます。
 しかし、定額というのは、所得税を払わない方の数を著しくふやす。それの意味することは、我が国の民主主義にとっても極めて重要な危険な状況をもたらすんではないかと思うんです。やはり税を支払うというのは政治参加の必要要件、基本要件であるわけでございます。
 そういう意味におきまして、一時異例の対策ということで定額になったんでしょうけれども、やはり基本的には定額、定率ということよりも税制全体のあり方を、税収中立の前提で税制改正を検討していくというのが基本であろうというふうに存じます。

発言情報

speech_id: 114214269X00619980528_021

発言者: 富田俊基

speaker_id: 4641

日付: 1998-05-28

院: 参議院

会議名: 行財政改革・税制等に関する特別委員会