佐藤信彦の発言 (国土・環境委員会)
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○政府委員(佐藤信彦君) 先生おっしゃられるとおり、この四月に神戸-鳴門自動車道の神戸から津名一宮インターチェンジまでの四十四キロ、これが供用することになります。これによりまして神戸-鳴門自動車道の八十九キロが全通することになります。これは、神戸-徳島間の所要時間が現在百八十分、三時間かかっているわけでございますが、これが百分程度に短縮されるといったことが一つのメリットかと思います。
それとあわせて、この橋梁がかかるきっかけとなりました海上交通を陸上に振りかえるということで、霧とか波浪等の気象条件に左右されない安定した交通輸送が可能となるといったことが大事な効果ではないかと思っております。
その結果といたしまして、農業、漁業の面では当然取引市場の拡大とかそれから鮮度の向上といったものが図られますし、工業の面におきましても原材料の調達、製品搬出の安定化、迅速化、それによります工場生産の効率化、合理化が進展するというふうに考えております。
また、観光の面におきましても、鳴門海峡等の観光資源にさらにこの海峡大橋自体が一級の観光資源となるといったことで、今後の大きな観光レクリエーション需要を生み出すものになっていくのではないかというふうに考えております。地元におきましては観光資源ということで、例えば神戸側のけたの中に展望用の遊歩道の整備とか、それから周辺には橋梁技術の展示館であります橋の科学館の整備とかいろいろそういうものが計画され、あるいは実施されているようでございます。
今後もそういった地域の整備を進めるといった観点からも明石海峡大橋が十分に活用され、大きな波及効果が生まれるよう建設省としても努めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。