国土・環境委員会
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会
会議録情報#0
平成十年三月十二日(木曜日)
午前十時二分開会
―――――――――――――
委員の異動
三月十一日
辞任 補欠選任
清水 澄子君 青木 薪次君
―――――――――――――
出席者は左のとおり。
委員長 関根 則之君
理 事
岩井 國臣君
山崎 正昭君
小川 勝也君
福本 潤一君
緒方 靖夫君
委 員
太田 豊秋君
鴻池 祥肇君
清水 達雄君
鈴木 政二君
永田 良雄君
岡崎トミ子君
菅野 久光君
荒木 清寛君
赤桐 操君
泉 信也君
奥村 展三君
山崎 力君
国務大臣
建 設 大 臣 瓦 力君
国 務 大 臣
(北海道開発庁
長官) 鈴木 宗男君
国 務 大 臣
(国土庁長官) 亀井 久興君
政府委員
阪神・淡路復興
対策本部事務局
次長 田中 正章君
北海道開発庁総
務監理官 小野 薫君
北海道開発庁計
画監理官 青木 東雄君
国土庁長官官房
長 久保田勇夫君
国土庁計画・調
整局長 河出 英治君
国土庁土地局長 生田 長人君
国土庁大都市圏
整備局長
兼国会等移転審
議会事務局次長 林 桂一君
国土庁地方振興
局長 中川 浩明君
国土庁防災局長 山本 正堯君
建設大臣官房長 小野 邦久君
建設大臣官房総
務審議官 小鷲 茂君
建設省建設経済
局長 五十嵐健之君
建設省都市局長 木下 博夫君
建設省河川局長 尾田 栄章君
建設省道路局長 佐藤 信彦君
建設省住宅局長 小川 忠男君
事務局側
常任委員会専門
員 八島 秀雄君
説明員
環境庁水質保全
局水質管理課長 一方井誠治君
厚生省生活衛生
局水道環境部環
境整備課産業廃
棄物対策室長 仁井 正夫君
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
○国土整備及び環境保全等に関する調査
(建設行政の基本施策に関する件)
(国土行政の基本施策に関する件)
(北海道開発行政の基本施策に関する件)
―――――――――――――
この発言だけを見る →午前十時二分開会
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委員の異動
三月十一日
辞任 補欠選任
清水 澄子君 青木 薪次君
―――――――――――――
出席者は左のとおり。
委員長 関根 則之君
理 事
岩井 國臣君
山崎 正昭君
小川 勝也君
福本 潤一君
緒方 靖夫君
委 員
太田 豊秋君
鴻池 祥肇君
清水 達雄君
鈴木 政二君
永田 良雄君
岡崎トミ子君
菅野 久光君
荒木 清寛君
赤桐 操君
泉 信也君
奥村 展三君
山崎 力君
国務大臣
建 設 大 臣 瓦 力君
国 務 大 臣
(北海道開発庁
長官) 鈴木 宗男君
国 務 大 臣
(国土庁長官) 亀井 久興君
政府委員
阪神・淡路復興
対策本部事務局
次長 田中 正章君
北海道開発庁総
務監理官 小野 薫君
北海道開発庁計
画監理官 青木 東雄君
国土庁長官官房
長 久保田勇夫君
国土庁計画・調
整局長 河出 英治君
国土庁土地局長 生田 長人君
国土庁大都市圏
整備局長
兼国会等移転審
議会事務局次長 林 桂一君
国土庁地方振興
局長 中川 浩明君
国土庁防災局長 山本 正堯君
建設大臣官房長 小野 邦久君
建設大臣官房総
務審議官 小鷲 茂君
建設省建設経済
局長 五十嵐健之君
建設省都市局長 木下 博夫君
建設省河川局長 尾田 栄章君
建設省道路局長 佐藤 信彦君
建設省住宅局長 小川 忠男君
事務局側
常任委員会専門
員 八島 秀雄君
説明員
環境庁水質保全
局水質管理課長 一方井誠治君
厚生省生活衛生
局水道環境部環
境整備課産業廃
棄物対策室長 仁井 正夫君
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
○国土整備及び環境保全等に関する調査
(建設行政の基本施策に関する件)
(国土行政の基本施策に関する件)
(北海道開発行政の基本施策に関する件)
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関
関根則之#1
○委員長(関根則之君) ただいまから国土・環境委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨十一日、清水澄子君が委員を辞任され、その補欠として青木薪次君が選任されました。
―――――――――――――
この発言だけを見る →委員の異動について御報告いたします。
昨十一日、清水澄子君が委員を辞任され、その補欠として青木薪次君が選任されました。
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関
瓦
瓦力#3
○国務大臣(瓦力君) お許しを得まして、この機会に、既に所信の中でも申し述べさせていただきましたが、御心配、御批判をいただいておるところでございますが、このたびの日本道路公団の不祥事につきまして御報告とおわびを申し上げたいと存じます。
先般、道路公団の経理担当である井坂武彦元理事が外債の発行に絡む収賄容疑で逮捕、起訴され、また同公団東京第一管理局の水越信明課長が改良工事等に絡む収賄容疑で逮捕されるという事態が発生いたしました。
公団の役職員が一丸となって改革を推進しておる折に、責任ある立場にある者が相次いで不祥事を起こし、国民の皆様から公団業務に対する大きな不信を招いたことは極めて遺憾であり、かつ重大なことと認識をいたしております。心からおわび申し上げます。
私といたしましては、直ちに公団に対し綱紀の粛正を含む徹底した再発防止に努めるよう厳しく指示したところでありますが、公団においても井坂理事の解任など厳正な措置を行うとともに、今回の不祥事の原因を究明しながら、外債発行手続の見直しや役職員倫理規程の制定など再発防止のための対策を進めているところであります。
建設省といたしまして、公団とともに今回の一連の不祥事を厳しく受けとめ、公団業務に対する国民の信頼回復に全力を挙げてまいる所存でありますので、引き続き委員各位の御指導をよろしくお願い申し上げる次第であります。
―――――――――――――
この発言だけを見る →先般、道路公団の経理担当である井坂武彦元理事が外債の発行に絡む収賄容疑で逮捕、起訴され、また同公団東京第一管理局の水越信明課長が改良工事等に絡む収賄容疑で逮捕されるという事態が発生いたしました。
公団の役職員が一丸となって改革を推進しておる折に、責任ある立場にある者が相次いで不祥事を起こし、国民の皆様から公団業務に対する大きな不信を招いたことは極めて遺憾であり、かつ重大なことと認識をいたしております。心からおわび申し上げます。
私といたしましては、直ちに公団に対し綱紀の粛正を含む徹底した再発防止に努めるよう厳しく指示したところでありますが、公団においても井坂理事の解任など厳正な措置を行うとともに、今回の不祥事の原因を究明しながら、外債発行手続の見直しや役職員倫理規程の制定など再発防止のための対策を進めているところであります。
建設省といたしまして、公団とともに今回の一連の不祥事を厳しく受けとめ、公団業務に対する国民の信頼回復に全力を挙げてまいる所存でありますので、引き続き委員各位の御指導をよろしくお願い申し上げる次第であります。
―――――――――――――
関
関根則之#4
○委員長(関根則之君) 建設行政の基本施策に関する件、国土行政の基本政策に関する件及び北海道開発行政の基本施策に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
この発言だけを見る →質疑のある方は順次御発言願います。
鴻
鴻池祥肇#5
○鴻池祥肇君 おはようございます。自由民主党の鴻池祥肇でございます。
大臣初め役所の皆様方には常日ごろ御苦労さまでございます。特に瓦建設大臣、自由民主党の国会対策委員長でおられましたときに、私が副委員長でお仕えをさせていただきました。
その御恩返しに少々意地悪な質問でもと思っておりましたけれども、冒頭に建設大臣から綱紀粛正につきまして御発言がございました。これにつきましては私の方からは触れないようにいたしますけれども、特に厳正、公正、中立に日夜励んでおられる公務員の皆様方、そういう方の方が多いのでありますから、しっかりとこの綱紀粛正につきましては大臣指揮のもとにぜひともよろしくお願いしたいということをまず申し上げたいと思います。
特殊法人の改革問題、前大臣の亀井大臣のときに相当突っ込んだ見直し発言もございました。最近は中央省庁の再編問題に何となく隠れてしまったような感じがいたしておりますけれども、特殊法人の改革につきまして現在どのような進捗状況でありますのか、また今後の見通しにつきましてお伺いをしたいと思います。
この発言だけを見る →大臣初め役所の皆様方には常日ごろ御苦労さまでございます。特に瓦建設大臣、自由民主党の国会対策委員長でおられましたときに、私が副委員長でお仕えをさせていただきました。
その御恩返しに少々意地悪な質問でもと思っておりましたけれども、冒頭に建設大臣から綱紀粛正につきまして御発言がございました。これにつきましては私の方からは触れないようにいたしますけれども、特に厳正、公正、中立に日夜励んでおられる公務員の皆様方、そういう方の方が多いのでありますから、しっかりとこの綱紀粛正につきましては大臣指揮のもとにぜひともよろしくお願いしたいということをまず申し上げたいと思います。
特殊法人の改革問題、前大臣の亀井大臣のときに相当突っ込んだ見直し発言もございました。最近は中央省庁の再編問題に何となく隠れてしまったような感じがいたしておりますけれども、特殊法人の改革につきまして現在どのような進捗状況でありますのか、また今後の見通しにつきましてお伺いをしたいと思います。
小
小野邦久#6
○政府委員(小野邦久君) 今先生からお話のございました特殊法人の改革問題でございますけれども、平成九年の六月に一つの方向が出ているわけでございます。
これは、御案内のとおりいろいろな議論を経た上で、例えば建設省の特殊法人の一つでございます住宅・都市整備公団につきましては、原則として分譲住宅からは撤退をする。現在仕掛かり中のものもございますので、途中でやめてしまうというわけにいかない部分もございますけれども、原則として撤退と。賃貸住宅につきましては都市づくりあるいは町づくりといったようなものに特化をしていく、限定をしていく。現在、二百万人おられます賃貸住宅の入居者の方々、これにつきましては引き続き新しい法人で管理をしていく。こういうようなことを内容とする住宅・都市整備公団の廃止あるいは新特殊法人の設立といった方向での議論を平成十一年の国会までにお出しして、そこで御審議をいただく、こういうようなことでございます。
例えば、先ほど大臣からお話がございました日本道路公団につきましては、幾つかの組織の見直し、例えば現場にございます管理局あるいは建設局の統合による支社制度、あるいは昨年の十二月に整備計画をおよそれ百六十キロメーターぐらい出しましたけれども、こういったような新しい高速道路をつくります場合も整理合理化を徹底的に進め、あるいはリストラを進めた上で料金を上げずに整備していくこととか、今国会にも高速自動車国道法の法律の改正をお願いいたしていくつもりでございますけれども、占用制度の見直し等も含めた道路公団の改革といったようなもの。あるいは住宅金融公庫等につきましても、財投制度の見直しの一環としての業務の見直し、特に民間に任せる部門あるいは公的な部門として特に政策的に融資を特化していくこととか、幾つかの内容の特殊法人の改革を現在進めているわけでございます。
いずれにいたしましても、例えば住宅・都市整備公団でございますと、法律を来年度の通常国会にお願いするというようなことで、現在そのためのいろいろな準備的な作業というようなものを進めている状況にございます。
もちろん一部は今国会でお願いをするような中で実現を図っていくというものもございますけれども、若干のそれぞれ特殊法人によりまして内容に進度の差がございます。
以上でございます。
この発言だけを見る →これは、御案内のとおりいろいろな議論を経た上で、例えば建設省の特殊法人の一つでございます住宅・都市整備公団につきましては、原則として分譲住宅からは撤退をする。現在仕掛かり中のものもございますので、途中でやめてしまうというわけにいかない部分もございますけれども、原則として撤退と。賃貸住宅につきましては都市づくりあるいは町づくりといったようなものに特化をしていく、限定をしていく。現在、二百万人おられます賃貸住宅の入居者の方々、これにつきましては引き続き新しい法人で管理をしていく。こういうようなことを内容とする住宅・都市整備公団の廃止あるいは新特殊法人の設立といった方向での議論を平成十一年の国会までにお出しして、そこで御審議をいただく、こういうようなことでございます。
例えば、先ほど大臣からお話がございました日本道路公団につきましては、幾つかの組織の見直し、例えば現場にございます管理局あるいは建設局の統合による支社制度、あるいは昨年の十二月に整備計画をおよそれ百六十キロメーターぐらい出しましたけれども、こういったような新しい高速道路をつくります場合も整理合理化を徹底的に進め、あるいはリストラを進めた上で料金を上げずに整備していくこととか、今国会にも高速自動車国道法の法律の改正をお願いいたしていくつもりでございますけれども、占用制度の見直し等も含めた道路公団の改革といったようなもの。あるいは住宅金融公庫等につきましても、財投制度の見直しの一環としての業務の見直し、特に民間に任せる部門あるいは公的な部門として特に政策的に融資を特化していくこととか、幾つかの内容の特殊法人の改革を現在進めているわけでございます。
いずれにいたしましても、例えば住宅・都市整備公団でございますと、法律を来年度の通常国会にお願いするというようなことで、現在そのためのいろいろな準備的な作業というようなものを進めている状況にございます。
もちろん一部は今国会でお願いをするような中で実現を図っていくというものもございますけれども、若干のそれぞれ特殊法人によりまして内容に進度の差がございます。
以上でございます。
鴻
鴻池祥肇#7
○鴻池祥肇君 特殊法人の改革というものは今後行われるであろう中央省庁の再編、これとは卓の両輪のような考え方で進めていただかなきゃならぬだろうと思いますし、両方とも整合性のある改革でなければならないと存じます。
そこで、瓦大臣の御認識、御見解をちょうだいしたいと思います。
この発言だけを見る →そこで、瓦大臣の御認識、御見解をちょうだいしたいと思います。
瓦
瓦力#8
○国務大臣(瓦力君) 先般、国会で中央省庁等改革基本法において新たな省の名称も含めて今検討いただくということに相なるわけでございますが、私といたしましては、これらの作業をよく見ながら新しい時代に沿った省庁のあり方というものを追求してまいらなくちゃならぬ、こう思っておるわけであります。
省庁の統合につきましてはまた委員各位の御意見等も拝するわけでございますが、時代の大きな変化の中に立ちまして、国民に対するサービスであるとか公共に供するものはいかに効率的であらねばならぬかというような側面を持っておりますので、さらに研究をしつつ努力してまいりたい、こう心がけでおります。
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鴻
鴻池祥肇#9
○鴻池祥肇君 国土庁長官に新しい全総の策定についてお伺いをしたいと思います。
いよいよ大詰めに来ているとも承っております。二十一世紀に向けてよりよい計画ができますよう、亀井国土庁長官初め御関係の皆様方にはぜひとも頑張っていただきたいという思いでございます。
長官の所信の中で、国民が夢と希望を持てるような全総計画を策定したい、このように話されておりますけれども、どのような計画であれば国民が夢と希望を持てるのか、このあたりの御所見をちょうだいしたいと思います。
この発言だけを見る →いよいよ大詰めに来ているとも承っております。二十一世紀に向けてよりよい計画ができますよう、亀井国土庁長官初め御関係の皆様方にはぜひとも頑張っていただきたいという思いでございます。
長官の所信の中で、国民が夢と希望を持てるような全総計画を策定したい、このように話されておりますけれども、どのような計画であれば国民が夢と希望を持てるのか、このあたりの御所見をちょうだいしたいと思います。
亀
亀井久興#10
○国務大臣(亀井久興君) 今御指摘でございますけれども、国民が夢と希望を持てるという少し抽象的な概念でございますから、なかなかこれを一口に言うということは難しいと思っております。
申し上げるまでもなく、今時代が大きく変わっているわけでございまして、日本の国内におきましても高齢化、少子化が進んでおりますし、また国際化、情報化等が進んでおることは当然のことでございますから、やはり長期的な視点に立った新しい発想を持って新しい全国総合開発計画をつくってまいりたい、こういうことでございます。昭和三十七年以来つくってまいりました今日までの全国総合開発計画におきましてもそれぞれ大きな課題があったわけでございますが、なかなかその課題が思うように解決をされてきていないというのが現状だろうと思っております。
特に私自身も大変強く感じておりますのは、東京圏、わずか全国土面積の三・六%しかないその地域に二六%近い人口が集中している。この東京圏を初めといたしまして、大都市圏の人口集中という国土の姿がいまだに是正されていない状況にあるわけでございます。狭い国土と言っておりますけれども、決して私、日本は狭い国土とは思わないわけでございまして、もっともっと広く快適な居住空間をそれぞれの地域にきちっと位置づけていくということができればすばらしい国土になるわけでございますので、そのための基本的な新しい発想と、それを具現化していくための新しい戦略をその中に位置づけたということでございます。
例えば、複数の国土軸をまず位置づけるということでございまして、今日までの一極一軸ということではなくて、北東国土軸あるいは日本海国土軸、太平洋新国土軸、西日本国土軸、こうした国土軸を位置づけますと同時に、それを実現していくためにそれぞれの地域が連携をして地域の個性を生かしながら発展をされていこうということで地域連携軸という発想も出しております。また、過疎地域の山村が、その山村だけで発展をしようと思いましてもおのずから限界があるわけでございますので、その山村と隣接をいたしました地方都市が一体になって振興していけるような多自然居住地域という新しい考え方も打ち出しているわけでございます。こうした戦略を着実に実行していくということによりまして。国民の皆様方に本当にこれですばらしい国づくりができるんだと、そういう夢と希望をそれぞれの地域が持っていただけますように私ども全力を挙げて策定に取り組んでおるところでございます。
この発言だけを見る →申し上げるまでもなく、今時代が大きく変わっているわけでございまして、日本の国内におきましても高齢化、少子化が進んでおりますし、また国際化、情報化等が進んでおることは当然のことでございますから、やはり長期的な視点に立った新しい発想を持って新しい全国総合開発計画をつくってまいりたい、こういうことでございます。昭和三十七年以来つくってまいりました今日までの全国総合開発計画におきましてもそれぞれ大きな課題があったわけでございますが、なかなかその課題が思うように解決をされてきていないというのが現状だろうと思っております。
特に私自身も大変強く感じておりますのは、東京圏、わずか全国土面積の三・六%しかないその地域に二六%近い人口が集中している。この東京圏を初めといたしまして、大都市圏の人口集中という国土の姿がいまだに是正されていない状況にあるわけでございます。狭い国土と言っておりますけれども、決して私、日本は狭い国土とは思わないわけでございまして、もっともっと広く快適な居住空間をそれぞれの地域にきちっと位置づけていくということができればすばらしい国土になるわけでございますので、そのための基本的な新しい発想と、それを具現化していくための新しい戦略をその中に位置づけたということでございます。
例えば、複数の国土軸をまず位置づけるということでございまして、今日までの一極一軸ということではなくて、北東国土軸あるいは日本海国土軸、太平洋新国土軸、西日本国土軸、こうした国土軸を位置づけますと同時に、それを実現していくためにそれぞれの地域が連携をして地域の個性を生かしながら発展をされていこうということで地域連携軸という発想も出しております。また、過疎地域の山村が、その山村だけで発展をしようと思いましてもおのずから限界があるわけでございますので、その山村と隣接をいたしました地方都市が一体になって振興していけるような多自然居住地域という新しい考え方も打ち出しているわけでございます。こうした戦略を着実に実行していくということによりまして。国民の皆様方に本当にこれですばらしい国づくりができるんだと、そういう夢と希望をそれぞれの地域が持っていただけますように私ども全力を挙げて策定に取り組んでおるところでございます。
鴻
鴻池祥肇#11
○鴻池祥肇君 ただいまの長官の御答弁である程度のイメージというものが浮かび上がっておるわけでございますけれども、新しい全総では地域別プロジェクトというものをどのように位置づけておられますか。
もう一点は、現在の四全総では昭和六十一年度から平成十年度までの十五年間の国土基盤投資の規模を一千兆円程度としておられますけれども、新しい全総ではこの投資規模はどの程度のものとなるのか。検討段階ではあろうかと思いますけれども、この二点、方向性なりともお答えをいただきたいと思います。
この発言だけを見る →もう一点は、現在の四全総では昭和六十一年度から平成十年度までの十五年間の国土基盤投資の規模を一千兆円程度としておられますけれども、新しい全総ではこの投資規模はどの程度のものとなるのか。検討段階ではあろうかと思いますけれども、この二点、方向性なりともお答えをいただきたいと思います。
亀
亀井久興#12
○国務大臣(亀井久興君) ただいま個別の地域の計画についての御指摘がございましたが、先ほど全体的な一つの考え方については申し上げたところでございます。一時に私ども力を入れておりますのは、それぞれの地域の持っております固有の伝統文化、そうしたものからつくられてまいりました個性を大事にしていきたいということでございます。それと同時に、今日までのように、とかく国が主導で地域の振興についてもリードをしてきたところがございますが、これからはその地域の自主性というものを大いに重視していきたいということでございます。
また、地方公共団体は当然でございますけれども、地方公共団体ばかりではなく、住民の方々あるいはボランティア団体の方々、あるいはまたその他民間の企業の方々、そうした地域を支えておられる多様な主体というものが、それが中心になって地域づくりを進めていただくということが重要だろうというように思っておりますので、そうした考え方を基本にしながら、それぞれの地域が既にもう地域としての夢を持っておられるわけでございますから、それを着実に実行できるように地域の計画もきちっと整えてまいりたい、そのように考えております。
それから、総投資規模のお話でございますが、確かに今日までの計画は総投資額も記述をしたわけでございますけれども、今日、新しい全総におきましてはやはり国土づくりの全体としての大くくりの指針と申しますか、そういうことが今求められているという認識でございますので、全体的な投資額を記述するということの意味が薄れてきているのではないかというように思っておりますし、また冒頭に申し上げましたように大変変化の激しい、それこそ五年、十年先を見通すということがなかなか難しい状況でございますし、また現下の厳しい財政状況等もあるわけでございますので、その全体的な投資額については今回は記述をしないということにいたしておるところでございます。
この発言だけを見る →また、地方公共団体は当然でございますけれども、地方公共団体ばかりではなく、住民の方々あるいはボランティア団体の方々、あるいはまたその他民間の企業の方々、そうした地域を支えておられる多様な主体というものが、それが中心になって地域づくりを進めていただくということが重要だろうというように思っておりますので、そうした考え方を基本にしながら、それぞれの地域が既にもう地域としての夢を持っておられるわけでございますから、それを着実に実行できるように地域の計画もきちっと整えてまいりたい、そのように考えております。
それから、総投資規模のお話でございますが、確かに今日までの計画は総投資額も記述をしたわけでございますけれども、今日、新しい全総におきましてはやはり国土づくりの全体としての大くくりの指針と申しますか、そういうことが今求められているという認識でございますので、全体的な投資額を記述するということの意味が薄れてきているのではないかというように思っておりますし、また冒頭に申し上げましたように大変変化の激しい、それこそ五年、十年先を見通すということがなかなか難しい状況でございますし、また現下の厳しい財政状況等もあるわけでございますので、その全体的な投資額については今回は記述をしないということにいたしておるところでございます。
鴻
鴻池祥肇#13
○鴻池祥肇君 御存じのとおり私は兵庫県の出身でございまして、あの大震災を身をもって体験いたした者の一人でございます。
あの阪神・淡路大震災は人類史上初めて高齢化社会における大震災、大災害であると言われておりますし、その復興は日本だけではなく全世界からも注目を集めているところでございます。また、阪神・淡路地域は明治以来、我が国の発展を支えてきた西日本の国土軸の重要な位置を占めてきたとも自負いたしているところでございます。現在、震災復興は被災者の生活や産業復興を中心にこれからも力を入れていかなければならないところでございます。
したがいまして、この地域の復興につきましては、昨年十月に発表されました新しい全総の中間報告とも言える計画部会審議経過報告の中で特定課題として位置づけられておると聞いております首都機能移転あるいは沖縄の問題、これと同様、国土政策上の最重要点課題、このようにぜひとも位置づけをしていただきたい。強くこれを要望させていただきたいと思いますけれども、明確にかつ重要であるということの位置づけができるのでありましょうか否か、このあたりをお聞かせいただきたいと思います。
この発言だけを見る →あの阪神・淡路大震災は人類史上初めて高齢化社会における大震災、大災害であると言われておりますし、その復興は日本だけではなく全世界からも注目を集めているところでございます。また、阪神・淡路地域は明治以来、我が国の発展を支えてきた西日本の国土軸の重要な位置を占めてきたとも自負いたしているところでございます。現在、震災復興は被災者の生活や産業復興を中心にこれからも力を入れていかなければならないところでございます。
したがいまして、この地域の復興につきましては、昨年十月に発表されました新しい全総の中間報告とも言える計画部会審議経過報告の中で特定課題として位置づけられておると聞いております首都機能移転あるいは沖縄の問題、これと同様、国土政策上の最重要点課題、このようにぜひとも位置づけをしていただきたい。強くこれを要望させていただきたいと思いますけれども、明確にかつ重要であるということの位置づけができるのでありましょうか否か、このあたりをお聞かせいただきたいと思います。
亀
亀井久興#14
○国務大臣(亀井久興君) 阪神・淡路地域の復興につきましては、国政上の重大な課題であるということは再々私も申し上げてきておるところでございまして、全総におきましてもそのような考え方は十分に持っておるところでございます。
今回、特に特定課題ということにはいたさないわけでございますけれども、御承知のとおり今御指摘ございましたような計画部会の報告におきましても、国土の安全と暮らしの安心の確保ということを基本的な課題の一つとして掲げているところでございまして、阪神・淡路大震災を契機として、災害に対する国土の安全性の向上を図ることを最重要課題といたしておるところでございます。
また、阪神・淡路地域の復興は着実に進展してきておるわけでございますが、これからの安全な国土づくり、地域づくりに当たってその経験を生かしていくべきであるということは当然のことでございまして、このような考え方をきちっと踏まえまして新しい計画に位置づけてまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →今回、特に特定課題ということにはいたさないわけでございますけれども、御承知のとおり今御指摘ございましたような計画部会の報告におきましても、国土の安全と暮らしの安心の確保ということを基本的な課題の一つとして掲げているところでございまして、阪神・淡路大震災を契機として、災害に対する国土の安全性の向上を図ることを最重要課題といたしておるところでございます。
また、阪神・淡路地域の復興は着実に進展してきておるわけでございますが、これからの安全な国土づくり、地域づくりに当たってその経験を生かしていくべきであるということは当然のことでございまして、このような考え方をきちっと踏まえまして新しい計画に位置づけてまいりたいと考えております。
鴻
鴻池祥肇#15
○鴻池祥肇君 ぜひともよろしくお願い申し上げたいと思います。
震災のことが出ましたので、あの地域に思いを今はせているわけでございますが、このように雨がどんどん降っておりますと、どうも心配で心配でしょうがないところがございます。
それは、六甲山のふもと、景色がいいものですから人は景色のいい方へあるいは空気のいい方へ、どんどん山の方へ上がってまいりまして、結果的に地すべり等の危険にさらされているという状況でございます。あの震災後、相当危ないという場所が出てまいりました。雨が降るたびにその箇所がふえているというのが現状でございます。
六甲山系グリーンベルトの整備事業、これに力を注いでいただいておるわけでございますけれども、今時に私が心配しておりますのは神戸の東部、東灘の山岳部の方、このあたりについては本当に雨が降ると心配だというのは率直な気持ちでございまして、このあたりの進捗状況等をお聞かせいただければ、また私は住民に安心しろということで報告ができると思うんですが、このあたりひとつ御説明をいただきたいと思います。
この発言だけを見る →震災のことが出ましたので、あの地域に思いを今はせているわけでございますが、このように雨がどんどん降っておりますと、どうも心配で心配でしょうがないところがございます。
それは、六甲山のふもと、景色がいいものですから人は景色のいい方へあるいは空気のいい方へ、どんどん山の方へ上がってまいりまして、結果的に地すべり等の危険にさらされているという状況でございます。あの震災後、相当危ないという場所が出てまいりました。雨が降るたびにその箇所がふえているというのが現状でございます。
六甲山系グリーンベルトの整備事業、これに力を注いでいただいておるわけでございますけれども、今時に私が心配しておりますのは神戸の東部、東灘の山岳部の方、このあたりについては本当に雨が降ると心配だというのは率直な気持ちでございまして、このあたりの進捗状況等をお聞かせいただければ、また私は住民に安心しろということで報告ができると思うんですが、このあたりひとつ御説明をいただきたいと思います。
尾
尾田栄章#16
○政府委員(尾田栄章君) 先生ただいま御指摘の六甲山系グリーンベルト整備事業でございますが、これは上流からの土砂災害を防ぐとともに、下流と申しますか都市側からのスプロール的な開発のバッファーになる、そういう機能をあわせ持った樹林帯を山麓にずっと整備しよう、こういう事業でございます。
そういう整備を行うことによりまして、この地域の都市の環境あるいは景観の向上にも資する、そういう大きく三つの機能を合わせて一つの樹林帯の整備で行おうという発想でございます。全長三十キロメートルを想定いたしておりますが、今先生御指摘のとおり崩壊の著しい緊急的かつ重点的に整備を必要とする区間、四キロメートルございますが、この区間につきましてはおおむね今年度中に概成をさせたいということで、現在鋭意事業を実施いたしておるところでございます。
そしてまた、この四キロメートル区間以外にも個別に重点的に整備すべきところもございますので、そういうところにつきましては今年度の補正予算によりましてその整備を行うということを考えております。そういうことをもちまして被災地域の復興の支援にも資していきたい。
また御指摘のとおり、この地域はかつて大水害、大土砂害に見舞われたところでございますので、そういうところの安全性を高めてまいりたいと考えておるところでございます。
この発言だけを見る →そういう整備を行うことによりまして、この地域の都市の環境あるいは景観の向上にも資する、そういう大きく三つの機能を合わせて一つの樹林帯の整備で行おうという発想でございます。全長三十キロメートルを想定いたしておりますが、今先生御指摘のとおり崩壊の著しい緊急的かつ重点的に整備を必要とする区間、四キロメートルございますが、この区間につきましてはおおむね今年度中に概成をさせたいということで、現在鋭意事業を実施いたしておるところでございます。
そしてまた、この四キロメートル区間以外にも個別に重点的に整備すべきところもございますので、そういうところにつきましては今年度の補正予算によりましてその整備を行うということを考えております。そういうことをもちまして被災地域の復興の支援にも資していきたい。
また御指摘のとおり、この地域はかつて大水害、大土砂害に見舞われたところでございますので、そういうところの安全性を高めてまいりたいと考えておるところでございます。
鴻
鴻池祥肇#17
○鴻池祥肇君 局長、引き続きよろしくお願いを申し上げたいと思います。
ちょっと我田引水と申しますか、私の目に見えるようなところの話ばかりで恐縮でございますが、一点、明石海峡大橋、これはもうみんな喜んでおります。いよいよ四月五日開通の運びでございまして、これまでの関係者の御尽力に促進議員連盟の一員といたしましても心からお礼を申し上げたいと思います。
この明石海峡大橋が開通しますとさまざまな効果が生まれる、こういうことで関係地元は喜んでおりますけれども、民間銀行の研究所の試算によれば毎年千五百億円の経済効果がある、このように言われていると聞いておりますが、建設省としてどのような意義と効果があると見ておられるのか、お伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →ちょっと我田引水と申しますか、私の目に見えるようなところの話ばかりで恐縮でございますが、一点、明石海峡大橋、これはもうみんな喜んでおります。いよいよ四月五日開通の運びでございまして、これまでの関係者の御尽力に促進議員連盟の一員といたしましても心からお礼を申し上げたいと思います。
この明石海峡大橋が開通しますとさまざまな効果が生まれる、こういうことで関係地元は喜んでおりますけれども、民間銀行の研究所の試算によれば毎年千五百億円の経済効果がある、このように言われていると聞いておりますが、建設省としてどのような意義と効果があると見ておられるのか、お伺いしたいと思います。
佐
佐藤信彦#18
○政府委員(佐藤信彦君) 先生おっしゃられるとおり、この四月に神戸-鳴門自動車道の神戸から津名一宮インターチェンジまでの四十四キロ、これが供用することになります。これによりまして神戸-鳴門自動車道の八十九キロが全通することになります。これは、神戸-徳島間の所要時間が現在百八十分、三時間かかっているわけでございますが、これが百分程度に短縮されるといったことが一つのメリットかと思います。
それとあわせて、この橋梁がかかるきっかけとなりました海上交通を陸上に振りかえるということで、霧とか波浪等の気象条件に左右されない安定した交通輸送が可能となるといったことが大事な効果ではないかと思っております。
その結果といたしまして、農業、漁業の面では当然取引市場の拡大とかそれから鮮度の向上といったものが図られますし、工業の面におきましても原材料の調達、製品搬出の安定化、迅速化、それによります工場生産の効率化、合理化が進展するというふうに考えております。
また、観光の面におきましても、鳴門海峡等の観光資源にさらにこの海峡大橋自体が一級の観光資源となるといったことで、今後の大きな観光レクリエーション需要を生み出すものになっていくのではないかというふうに考えております。地元におきましては観光資源ということで、例えば神戸側のけたの中に展望用の遊歩道の整備とか、それから周辺には橋梁技術の展示館であります橋の科学館の整備とかいろいろそういうものが計画され、あるいは実施されているようでございます。
今後もそういった地域の整備を進めるといった観点からも明石海峡大橋が十分に活用され、大きな波及効果が生まれるよう建設省としても努めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
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その結果といたしまして、農業、漁業の面では当然取引市場の拡大とかそれから鮮度の向上といったものが図られますし、工業の面におきましても原材料の調達、製品搬出の安定化、迅速化、それによります工場生産の効率化、合理化が進展するというふうに考えております。
また、観光の面におきましても、鳴門海峡等の観光資源にさらにこの海峡大橋自体が一級の観光資源となるといったことで、今後の大きな観光レクリエーション需要を生み出すものになっていくのではないかというふうに考えております。地元におきましては観光資源ということで、例えば神戸側のけたの中に展望用の遊歩道の整備とか、それから周辺には橋梁技術の展示館であります橋の科学館の整備とかいろいろそういうものが計画され、あるいは実施されているようでございます。
今後もそういった地域の整備を進めるといった観点からも明石海峡大橋が十分に活用され、大きな波及効果が生まれるよう建設省としても努めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
鴻
鴻池祥肇#19
○鴻池祥肇君 あと十五分しか持ち時間がなくなりましたので、言葉を飾らずに前置き抜きで申し上げたいと思いますので、ひとつ答弁の方も簡潔に速やかによろしくお願い申し上げたいと思います。大変失礼なことでございますが、よろしくお願いいたします。
明石海峡大橋の通行料金の問題でございますが、当初五年間通行料金を二〇%割引するという特別措置、これは大変喜んでいます。しょっちゅう通りますから私が一番喜んでいるかもしれませんが、大変ありがたい。これは今後利用者のために六年目以降も状況を見て割引の延長というものを考えられないかどうか、このあたりひとつ大臣の御見解をちょうだいしたいと思います。
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佐
佐藤信彦#20
○政府委員(佐藤信彦君) 料金につきましては、昨年の十二月に大臣認可を行ったところでございますが、具体的には厳しい採算状況にかんがみまして料金についての収入をできるだけ確保するとともに、利用しやすさに留意した料金設定を基本としております。特に、早期にこの本四道路、橋だけではなくて前後道路も含めてでございますが、利用の拡大それから定着を図るために、また確実な償還が図られる範囲内で平成十年四月から五年間、基本料金を二割引きに相当する特別期間料金を設定しているところでございます。また、明石海峡大橋については、さらに前売りとしまして一五%を差し引いたものを加える割引も適用するといったことで行っております。
建設省としましては、こうした料金設定を活用いたしまして、本四公団並びに関係地方公共団体、それから地元経済界、これが一体となりまして積極的な利用促進策が展開されることを期待しているところでございます。したがいまして、このような今後の取り組みとかそれから利用状況、こういったものがどういうふうになっていくかといったこと、それと本四道路の安定した償還それから利用しやすさ、ここら辺も合わせながら、そういったものをあれしながら公団を十分に指導してまいりたいというふうに思っております。
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鴻
鴻池祥肇#21
○鴻池祥肇君 いいことばかりではなくいろんな不安も飛び交っておるのも現実でございまして、これも御質問申し上げようと思いましたが時間の関係もございますので、例えば交通アクセス、混雑が随分予想される、こういったことの改善策というものにつきましても引き続き当然御検討、御計画をいただいておりますけれども、早急によろしくお願いを申し上げたいということも申し添えたいと思います。
また、淡路島、四国と本州との真ん中にある淡路島が、これ最初はみんな喜んでおったのですが、ひょっとしたら通過道路、橋げた、排気ガスだけが残るのではないか、こういう不安がだんだんふえてまいりました。結局、人もだれも来なくなるんじゃないか、こういうような気持ちの人が多くなってまいりました。ストロー現象というんでしょうか。
こういうところで私どもはよく淡路島の方々と話をするんですけれども、何か人様にたくさん来ていただけるようなものを今後考えなきゃいかぬな。例えば関空これあり、神戸空港ができる、目と鼻の先でありますから世界の要人が保養に来れるような立派な保養所、病院と申しますかそういったもの、あるいは国際会議場、あるいは島からどんどん他のところの大学、特に女の子が女子大学なんかに、ないものですからどんどん出ていく、だから女子大学でもつくりたい、そういった要望がいっぱいあります。
特に、文部省も皆さんおいでじゃございませんので具体的な議論はできませんけれども、明石海峡大橋ができたことによりまして、淡路という風光明媚な島が橋げたにならないようにいろんな相談事が今後あろうかと思います。そういったときにぜひともひとつ十分相談に乗る。聞く耳を持っていただきたいということを御要望申し上げたいと思いますけれども、長官あるいは大臣の御所見がございましたら承りたいと思います。
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こういうところで私どもはよく淡路島の方々と話をするんですけれども、何か人様にたくさん来ていただけるようなものを今後考えなきゃいかぬな。例えば関空これあり、神戸空港ができる、目と鼻の先でありますから世界の要人が保養に来れるような立派な保養所、病院と申しますかそういったもの、あるいは国際会議場、あるいは島からどんどん他のところの大学、特に女の子が女子大学なんかに、ないものですからどんどん出ていく、だから女子大学でもつくりたい、そういった要望がいっぱいあります。
特に、文部省も皆さんおいでじゃございませんので具体的な議論はできませんけれども、明石海峡大橋ができたことによりまして、淡路という風光明媚な島が橋げたにならないようにいろんな相談事が今後あろうかと思います。そういったときにぜひともひとつ十分相談に乗る。聞く耳を持っていただきたいということを御要望申し上げたいと思いますけれども、長官あるいは大臣の御所見がございましたら承りたいと思います。
瓦
瓦力#22
○国務大臣(瓦力君) ただいま道路局長から、料金問題を含めて周辺整備をこれからも急いでいかなきゃならぬ、そういう環境をつくり上げていくと答弁がございました。
今までの関西経済圏から本四架橋ということで経済圏のスパンといいますかエリアが広くなりますので、いろんな可能性を持ってくることは委員御指摘のとおりでございますし、その中をどう活用していくか、生かしていくかということは、地域経済に絡んで地方の方々にとりましても大きな関心事項であろうと思います。
建設省といたしましても、支援できる分野におきましては、今ほど道路局長の答弁にありましたように周辺整備を含めまして協力をいたすことはやぶさかではございませんし、また積極的に地域の方々が御活用いただくことによって料金問題も解決するわけでありますので、御理解と御協力をお願いしたいと思います。
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建設省といたしましても、支援できる分野におきましては、今ほど道路局長の答弁にありましたように周辺整備を含めまして協力をいたすことはやぶさかではございませんし、また積極的に地域の方々が御活用いただくことによって料金問題も解決するわけでありますので、御理解と御協力をお願いしたいと思います。
亀
亀井久興#23
○国務大臣(亀井久興君) 今建設大臣からも御答弁がございましたが、明石海峡大橋開通によりまして大変便利になることは間違いないわけですが、委員が御心配になりますようなことが起こらないように私どもも精いっぱい努力をしていかなくちゃいけないというふうに思っております。
そのために、明石海峡大橋を最大限に活用した地域振興を図るということでございますけれども、既に御案内のように大阪湾ベイエリア整備計画における本地域の整備方針におきまして、この海峡大橋の開通を前提といたしまして、すぐれた自然を生かし世界の人々との交流を広げる開かれた公園島を目指すいわゆるガーデンアイランドを目指そう、そういうことにされております。明石海峡大橋などの広域交通ネットワークの形成を通じまして、大阪湾ベイエリアにおける観光産業等の先導拠点を形成していくこととされておるところでございます。
今後、こうした計画における具体的な事業の進捗を図っていくことが淡路地域の地元の振興にも大変重要だろう、そのように考えております。そしてまた、こうしたことも含めまして、現在進めております近畿圏の基本整備計画の策定作業に地元の皆さん方の意向も十分に反映してまいりますとともに、計画に盛り込まれました施策や事業について国土庁といたしましてもできる限りの支援をしてまいりたい、そのように考えております。
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今後、こうした計画における具体的な事業の進捗を図っていくことが淡路地域の地元の振興にも大変重要だろう、そのように考えております。そしてまた、こうしたことも含めまして、現在進めております近畿圏の基本整備計画の策定作業に地元の皆さん方の意向も十分に反映してまいりますとともに、計画に盛り込まれました施策や事業について国土庁といたしましてもできる限りの支援をしてまいりたい、そのように考えております。
鴻
鴻池祥肇#24
○鴻池祥肇君 ありがとうございました。
建設業界、これはもう今さら言うべくもなく大変な不況に陥っております。兵庫県の例を見ましても、県内の倒産件数が六百九件のうち建設業にかかわるもの二百五件、三三%が建設関係である。全国でも四千七百八十五件、過去数年の例をとりましても異常な状況であるということは御承知のとおりでございます。
そこで、こういう支援につきまして報道されたりいろいろしておりまして、いろいろとお聞きをしたいのでございますけれども、もう時間もなくなってまいりましたので、通告はしておりますけれども省略をさせていただきたいと思います。
ただ、今予算の御審議を衆議院でいただき、いずれ参議院でしなければならない時期に少々こういう発言は不遜かもしれませんけれども、既に新聞等で報道をされておりますように、建設業だけのためではありません、日本じゅうの景気を回復するために経済対策として十兆を超す規模で政策を決定していきたい、このようなことでございますけれども、国の公共事業の七割を所管する建設大臣でございますが、公共事業中心に景気対策を進められるという御決心があるや否や、このあたりを聞かしていただければ幸いであります。
私は、これはぜひともやらなきゃいかぬ、このように思っている者の一人でございます。
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そこで、こういう支援につきまして報道されたりいろいろしておりまして、いろいろとお聞きをしたいのでございますけれども、もう時間もなくなってまいりましたので、通告はしておりますけれども省略をさせていただきたいと思います。
ただ、今予算の御審議を衆議院でいただき、いずれ参議院でしなければならない時期に少々こういう発言は不遜かもしれませんけれども、既に新聞等で報道をされておりますように、建設業だけのためではありません、日本じゅうの景気を回復するために経済対策として十兆を超す規模で政策を決定していきたい、このようなことでございますけれども、国の公共事業の七割を所管する建設大臣でございますが、公共事業中心に景気対策を進められるという御決心があるや否や、このあたりを聞かしていただければ幸いであります。
私は、これはぜひともやらなきゃいかぬ、このように思っている者の一人でございます。
瓦
瓦力#25
○国務大臣(瓦力君) 大変昨今の景気状況は深刻であるという認識に立っておるわけでございまして、この当初予算につきましても一日も早い成立を期待いたしまして、成立後速やかに執行に向けまして努力をしなければならぬ、そういう準備をしなきゃならぬと思っておるところでございます。確かに、この深刻な状況に絡みまして、政党間あるいは経済界からもそれぞれ御意見がございまして、よく耳を凝らして徴しながら何が効果的かというようなことも踏まえて検討しておるところでありますが、まずは予算を成立させていただく、委員各位の御理解をお願いいたす次第でございます。
御質問の経済対策につきましては、この場で判断を下すということは困難でございますが、事情は御理解をいただきまして御支援のほどをお願い申し上げるということでございます。
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鴻
鴻池祥肇#26
○鴻池祥肇君 ぜひともこれは推進しなければならない、このように思っておる者も多いということを御認識いただきたいと思います。
後で大ベテランの岩井委員から御質問がございますから、はしょってはしょって失礼をしたいと思いますが、余り今まで議論はされなかったように思うのでございますけれども、社会資本の維持更新ということにつきましてだけお聞きをしたいと思います。
一般道路、高速道路、下水道、都市公園、こういったところの社会資本の平均的な耐用年数というのはどうなんでしょうか。簡潔にひとつお願いいたします。
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一般道路、高速道路、下水道、都市公園、こういったところの社会資本の平均的な耐用年数というのはどうなんでしょうか。簡潔にひとつお願いいたします。
小
小野邦久#27
○政府委員(小野邦久君) 一般的に、構造物でございますけれども、大蔵省の減価償却資産の耐用年数等に関する省令というのがございまして、例えばダムでございますと八十年とか、トンネルでございますと七十五年とか、それぞれの構造物の内容等によって一応の基準というものが大蔵省令で定められております。
この発言だけを見る →鴻
小
小野邦久#29
○政府委員(小野邦久君) 一般的に、現在の予算の中における維持管理費用といいますと大体一五%から二〇%ぐらいかなという、正確な数字はちょっと今持っておりませんけれども、そんな感じがするわけでございます。これは、今後社会資本のストックがふえていくに従いまして当然維持管理費用あるいは修繕の費用といったようなものは一般的にはふえる傾向にあるというふうに思っております。
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