野村瞭の発言 (国土・環境委員会)

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○政府委員(野村瞭君) 御指摘いただきましたように、特に我が国の大都市におきましては、浮遊粒子状物質でありますとか窒素酸化物の状況が依然として厳しい状況にございます。
 ちょっと個別のお話をさせていただきたいと思いますけれども、今お挙げになりました浮遊粒子状物質についてでございますが、これにつきましてはいろいろと発生源がございます。一つには、工場、事業場等から発生するもの、また自動車の排ガスから出てくるもの等人為的な発生源もございますし、また土壌の巻き上げ等によっても浮遊粒子状物質が発生するわけでございます。また、大気中にガス状で出てくるものが二次的にこの粒子を発生させるというような要素もございまして、多種多様、また発生機構も複雑だというようなことでございまして、これまで私どもいろいろと浮遊粒子状物質について規制を中心に対策をとってきたわけでございますが、現在のところ十分な改善効果は見られていないと、御指摘のとおりでございます。
 このため、私ども従来から大気汚染防止法に基づきまして規制をしていたわけでございますが、規制の強化を図らなければならないということで、一部既に報道をされたわけでございますが、来月、四月には特に廃棄物焼却炉からのばいじんの排出基準を強化する予定でございます。また、今申し上げましたように、いろいろ浮遊粒子状物質については発生源でありますとか構成が複雑でございますので、それをきちんと正確に把握しなきゃならぬ。また、今後地域的に汚染の予測も図っていかなければならないということを考えておりまして、私ども、有識者から構成される浮遊粒子状物質対策検討会というところでそれらの検討を現在行っておりまして、十年度末までにその結果を取りまとめたいと思っております。その結果に従いまして、今後さらに浮遊粒子状物質対策を強化してまいりたいと思っております。
 それから、NOxに関係して申し上げますと、これにつきましても大気汚染防止法等によりまして対策を図ってきたわけでございますが、特に自動車交通量が増加をいたしておりまして、沿道のNOxの状況が厳しい状況にございますが、なかなか車一台ごとの単体規制では効果は出てこないという状況にございます。
 そういうことで、車につきましても、特にディーゼルガスが大きな要因でございますが、この排ガス規制の強化を図るほか、低公害車の普及促進等も図っていかなきゃならない、そのように考えているところでございます。

発言情報

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発言者: 野村瞭

speaker_id: 14225

日付: 1998-03-31

院: 参議院

会議名: 国土・環境委員会