リチャード・クーの発言 (財政・金融委員会)
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○参考人(リチャード・クー君) 私も、この七人委員会の点については、まさにどうやって運用されるかということにすべてがかかっていると思うんですね。
今、岸参考人からありましたように、非常にはっきりした審査基準があって、それだけでかなり短い時間にすんなりいくということであればそれなりに成果は期待できるのかなというふうに思いますが、議事録を全部公表するとか検察も一緒に後ろで待ち構えているとか、こういうことも一方で言われているわけで、そういうことをやってしまったら本当の話がそこでできるのかどうか、そこが心配なんです。したがって、運用面で今緊急事態ですから早く手を打っていきましょうということであれば、つまりそういう運用をされればかなりの問題は解消されるんじゃないかという気がします。
ただ、審査基準をつくる、またどういう法制度でこのお金を実際に出していくか、これは私は少し時間がかかってしまうのではないかというその時間の問題、マーケットが待ってくれるのか、日本経済が待ってくれるのか、一律でやればこういう問題は全部なくなるわけですが、それをやっているうちにまたとんでもないことが起きてしまうのではないかという時間の問題はリスクとして残っているというふうに思います。