御手洗康の発言 (文教・科学委員会)
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○政府委員(御手洗康君) 御指摘のように、民主主義社会におきまして権利と自由を享受するためには、社会の構成員として義務、責任が当然に伴うということにつきまして、すべての教員が正しい理解を持った上で児童生徒の教育に当たるということは不可欠なことでございます。このため大学の教員養成課程におきまして、ただいま大臣が御答弁申し上げましたように、日本国憲法に対する正しい理解を含めまして、道徳教育や生徒指導などの諸科目につきまして、すべての教職員免許状を取得する学生がこれを必修としてとらなければならないということにしているところでございます。
また、今国会に改正をお願いしております新しい教員免許法の改正に伴いまして、新たに総合演習というような科目を新設したいと考えているわけでございますけれども、その中では、人類や我が国社会全体にかかわります例えば家庭のあり方あるいは地球環境の問題、さらには御指摘のような自由と規律の問題等を含めまして、教員志望者全員がこれをディベートやあるいは福祉施設等での実体験も含めて学習するような科目を構成していきたいと考えているところでございます。
なお、現職の教員につきましても、文部省や都道府県が主催いたします初任者研修、あるいは五年目、十年目等の教職経験者研修等を中心といたしまして、すべての現職教員を対象にいたしまして適宜人権教育、あるいは道徳や生徒指導等の内容につきましても研修内容に含めて行っているところでございますが、今後とも、御指摘のような点につきまして、大学の養成、あるいは現職教員を含めます中で積極的に文部省としても取り組んでまいりたいと考えておるところでございます。