小林元の発言 (文教・科学委員会)

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○小林元君 時間がありませんけれども、結局、今お話がありましたように、プルサーマルでは三回ぐらいというか三倍というか、しかし増殖炉でうまく使えば六十倍とか、あるいは西澤先生などは百倍というようなお話もあるわけでございます。ただ、高速増殖炉がうまくいくのかどうかは新法人の開発次第ということになるわけでございますけれども、それまでに余剰プルトニウムを持たない、だから使わざるを得ないんだ、だけれども、我が国は資源が乏しい国でありますし、資源を大事にしたいということから考えればやはり百倍にして使った方がいい。経済性とか安全性とかいろんな問題、ほかにもあると思いますけれども、そういうことが言えるんではないか。
 ですから、今のように単純にといいますか、再処理をしてプルトニウムを分離する、そして分離をすれば余剰プルトニウムは持たないということでどんどん使ってしまう、あるいはプルサーマルのような、むだな使い方とは言いませんけれども、効率の悪い使い方もするというようなことになりますとどうかなと。したがって、核燃料リサイクル、それからワンススルーという方式もあるでしょうし、あるいは使用済み燃料について再処理をもう少し待って、おくらせるといいますか中間貯蔵をする、そして将来の利用に備えるというような考え方もあるんではないかと思う。
 時間が超過しておりますので、そういう考えを申し上げて質問を終わらせていただきます。

発言情報

speech_id: 114215074X02019980512_024

発言者: 小林元

speaker_id: 25484

日付: 1998-05-12

院: 参議院

会議名: 文教・科学委員会