加藤康宏の発言 (文教・科学委員会)
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○政府委員(加藤康宏君) それぞれ機械をつくったり据えつけしていただくときには契約によって行っておりますので、その契約によるわけでございますが、先生今御指摘は、「もんじゅ」の場合についてはどうなっているのかということかと思います。
それで、「もんじゅ」の場合につきましては今回、民間企業につきましては温度計の設計が悪かったということが一つ原因でございます。それで、その設計が悪かったものを動燃事業団がその技術仕様を承認しておりますので、承認する方にもやっぱり落ち度があったということでございますので、今回の温度計については両者に落ち度があったと、そういうわけでございます。
したがいまして、動燃事業団とメーカーとが基本的には折半して負担をする、そういうことで合意をしているわけでございますが、じゃ何を折半するかと申しますと、「もんじゅ」事故におきます被害総額につきましては約五十億円強でございます。これは、原因の究明とか、それからその機械のナトリウムがついた部分の健全性調査とか、そういうものの費用が約五十四億円でございまして、これは東芝と動燃事業団が折半するということで合意しております。
それから、その被害のうちにも、例えばナトリウムを洗浄する費用というのがございましたが、こういうのはたまたま保険に一部入っておりまして、保険で十億円まではカバーされるわけでございますので、その保険金額を超えた、保険でカバーされる分を超えた部分を東芝と折半するということでございます。
なお、二次系の温度計につきましては欠損品でございましたから、その二次系温度計の全数についての交換費用、これは東芝が負担をする、そういうことで話し合いが行われたわけでございます。