小林元の発言 (予算委員会)

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○小林元君 これから論議をしようというふうに思っておりましたが、総理から先に御答弁をいただきました。
 世界大恐慌でございますか、一九二九年の十月二十九日に起きたわけでございます。しかしその後、当時のフーバー大統領、大変タイミングが悪く後手後手に回りまして、不況下で大増税をやった。十億ドルというふうに言われております。あるいは金融不安を放置した、遅きに失したんではないかということが言われているわけでございます。
 むしろ、私は、財政再建というのはある程度の、先ほども申し上げましたけれども、経済成長というものを必要とするんだ、だから景気対策は大事なんだというふうに、両立をするというよりは景気対策を十分考え、そして財政再建をやる。財政再建の重要性を否定するものではありません。景気回復といいますか、財政出動一辺倒の主張をするつもりはございません。しかし、そういう財政・景気対策の重要性、そしてそのタイミングの重要性というのがあるんではないか、こういうことを申し上げたいと思います。
 時間がありませんので、先へ進ませていただきます。
 総理は十二月十六日にクアラルンプールのASEANの会議において、アジアの経済状況が大変な通貨危機である、重大である、そして日本発の大恐慌を決して起こしてはならない、そういうことで、我々は不満でありましたけれども、二兆円の減税を決断された。
 この通貨危機、これは半年ぐらい前からいろいろ話題になってきたわけでございますが、先日、韓国の対外債務の問題について二百四十億ドルの支援策が決定をしたわけでございますが、これらについて外務省あるいは大蔵省ではどのように認識をし、あるいは総理がASEANに行くにつきまして、どのように報告を官邸の方に上げたのか、それをどういうふうに総理はお受けとめになったのか。行く前と行った後の認識というもの、お考えを聞かせていただければ大変ありがたいと思います。

発言情報

speech_id: 114215261X00419980202_063

発言者: 小林元

speaker_id: 25484

日付: 1998-02-02

院: 参議院

会議名: 予算委員会