橋本龍太郎の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(橋本龍太郎君) 今私どもは平成十年度本予算並びに特別予算、機関予算等々参議院でこれから御審議をいただこうといたしております。議員は消化試合という言葉を使われましたけれども、私はそういう申し方を、これはどこをお調べいただきましてもそのような言葉を使ったことはございません。そして、むしろ衆議院を通過したときに、報道機関から質問がありましたものに対しても、参議院の審議がこれからあるという以上の言い方をいたしていないことをぜひ御理解いただきたいと思います。私は、それだけこの御論議は重みがあるものだと思います。
その上で、平成十年度予算、私どもは何としても一刻も早く平成九年度補正予算から引き続いて運営ができますように院の御協力をお願い申し上げたい気持ちであることは、これは偽りありません。そして、その中において、今、世上いろいろ言われておりますことも私は全く知らないわけではございません。しかし、政府としてそのようなことを申し上げたことがないこともまた御承知のとおりであります。
同時に、私は先日、インドネシア・スハルト大統領との会談のためにジャカルタに参りましたが、このアジア経済全体を考えましても、日本は日本なりにこれに協力するという部分があることは間違いありません。また、国内の景気動向を見ましてもさまざまな対応を必要とする場面はありましょう。
しかし、今、私がお願いを申し上げたいこと、それはあくまでも、平成十年度予算が平成九年度補正予算と年度がかわりまして引き続いて執行できる状態に、また関連の法律案、予算関連法案、税制改正等々が年度の切れ目を生じないようにぜひ審議の御協力をいただきたい、ここに尽きております。