寺崎昭久の発言 (予算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○寺崎昭久君 総理がこう考えておられるであろうということを想像できても、下世話に言うと、踏ん切りをつける大事な局面というのがあるんだろうと私は思うんです。
 この二月の施政方針演説で、総理は教育問題について特に時間を割かれて言及されました。この国の将来を担う子供たちのことに触れられて、ナイフによる殺傷事件あるいは薬物の乱用、学校でのいじめ等々具体的な例を挙げられながら、子供たちにこの世に生を受けて本当によかったと思ってもらえるようにするためには、学校だ親だとお互いの責任をあげつらうことではなくて、マスコミも地域も含めてそれぞれの大人の責任を果たすことが大事だ、心の教育が大事だということをおっしゃられました。
 私も、総理の見識に珍しくと言っちゃ失礼ですが感動いたしましたし、共鳴を覚えました。だけれども、その後の総理の御発言を聞いておりますと、どうも言行不一致としか受け取れない。これは私だけじゃなくて、国民がみんなそう思っているんですよ。先ほど例を紹介しましたけれども、どうせこういうことをねらっているに違いない、でも言えないから言わないだけだろうというような人が少なくないわけであります。そういう言行不一致というのをいつまで続けていいんだろうかと。
 昔、私の子供時代に、腕力はあるけれども少々お人よしなのがいまして、そいつをけしかけていじめをやらせる、自分は手を汚さないでいい子になっているという秀才がおりましたけれども、みんな橋本総理のことをそう思っているんじゃないか。私はそれを心配しているわけです。その人自身だとは言いませんけれども、こういう問題というのは教育にも悪影響が出ると思います。どうですか、総理。

発言情報

speech_id: 114215261X00819980323_028

発言者: 寺崎昭久

speaker_id: 28284

日付: 1998-03-23

院: 参議院

会議名: 予算委員会