小林元の発言 (予算委員会)

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○小林元君 財政出動をしないで済めば一番いいわけでございますが、それはあくまでも理想論で、なかなか現実はそうはいかないというのが実態だろうと思います。やはりどんなインセンティブを与えるか、そのために何をとるか、これが一番重要なんじゃないかと思います。時間がありませんので先へ進ませていただきます。
 今回の公共事業につきましては、二十一世紀を見据えた社会資本の整備ということで言われているわけでございます。本来であれば、財政改革法の精神ではありませんけれども、平成十年度の予算編成に当たって、これから新しい社会資本の整備についてどういうやり方があるんだと、その内容の議論というのはほとんどなかったわけでございます。公共事業費を七%一律カットすると。しかし、今回の補正予算では経済対策で大変立派なテーマがいろいろ掲げられております、環境あるいはダイオキシン対策だとか情報通信ですとか教育ですとか科学技術ですとか、あるいは物流コストの削減とか。それは非常に大事なことだと思うんです。本来であれば、これは今回は補正予算でございますから、本予算というものが本物で、景気対策ということで補正にはなりましたが、これはあくまでも補正予算でございます。
 したがって、そういう公共投資の方針というものは本予算で立てられてしかるべきで、本予算の方はいいかげんな執行といいますか、従来どおりのやり方でやり、今回はきちんとした目標を持ってやるんだというようなところが見えるわけなんですが、どうも私は納得ができません。やっぱりそれは十年度本予算の中でそういうことがあり、さらにやりたい、二十一世紀に向かって投資をすべきだという中で景気対策としてこういうものがあるというのが筋ではないかと思いますが、いかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 114215261X02119980617_016

発言者: 小林元

speaker_id: 25484

日付: 1998-06-17

院: 参議院

会議名: 予算委員会