本間忠世の発言 (労働・社会政策委員会)

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○参考人(本間忠世君) お答えをさせていただきたいと思います。
 記者会見で新総裁が申し上げましたのは、景気、経済の現状を踏まえまして、先生ただいまおっしゃいましたような現状の低金利、なぜ低金利をここまで続けざるを得なかったかというところをまず申し上げ、それから現状から今後の判断ということを申し上げたというふうに記憶しております。
 この景気の現状との関連で、公定歩合、現在御承知のとおり〇・五%でございますが、これは九五年の九月以来二年半余に実は及んでいるわけでございます。
 九五年九月のときにはどういう判断をして金融緩和措置を講じたのかということでございますが、一つは、当時、物価がどんどん下がっておりまして、それがさらに下がるということになった場合に、その悪影響が非常に大きく懸念をされるという問題。それから、企業や家計の自信を回復させるということが非常に大事だと、いわゆる企業、各家計のコンフィデンスを取り戻す。それから三番目に、経済を自律的な回復軌道に移行させるということで始まったわけでございます。
 その後の状況は残念ながらここまでそういう経緯をたどらずに参りまして、結局これから経済の持続的な成長を確保していく上で、今申し上げましたようなことが全部いい方向に変わっていくためにどういうことを考えなければいかぬか。差し当たっては、現状の金融緩和の状況を続けざるを得ないというふうに総裁は申し上げましたが、何とか反転のきっかけというものをどういうふうにつかみ得るかということを強く頭に置きながら、これからの政策運営に当たりたいということを申し上げたというふうに記憶しております。

発言情報

speech_id: 114215285X01419980402_010

発言者: 本間忠世

speaker_id: 4040

日付: 1998-04-02

院: 参議院

会議名: 労働・社会政策委員会