遠藤保雄の発言 (環境委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○遠藤(保)政府委員 お答え申し上げます。
まず、今回汚染が判明いたしました能勢町の豊能郡環境美化センターの周辺環境におけるダイオキシン類の調査でございますけれども、これは先生御案内のとおり、既に施設の南側につきましては、詳細な土壌、地下水の調査が実施されております。また、施設の北側につきましては、施設組合が土壌等の調査を実施すべく、調査地点などについて検討中との報告を受けております。環境庁といたしましては、これらの調査に対しまして、必要に応じ技術的助言を行ってきているところでございます。
また、今回高濃度汚染が発見されたということに対しての今後の対策でございますけれども、環境庁といたしましては三点ばかりいろいろ考えております。一つは、専門家の意見を聞きながら、土壌汚染対策の推進に必要な指針の設定、これを含めて検討を進めておるというところでございます。二点目は、地元において既に着手されております汚染土壌の除去などの対策につきまして、厚生省など関係省庁と連携いたしまして、汚染の拡散防止などの必要な技術的支援、これに努めてまいりたいと思っております。三点目でございますけれども、除去、保管された汚染土壌のダイオキシン類を分解除去する技術について、今後技術的な支援、これを検討してまいりたいと思っております。
次に、第二点の先生のお尋ね、長期暴露につきましては環境保健部長の方から後ほど答弁いたしますけれども、類似施設についての調査等をどうするか、点検等をどうするかという点につきましてお答え申し上げたいと思います。
環境庁といたしましては、厚生省の調査結果を受けまして、大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の適切な施行という観点から、この豊能郡の焼却施設と類似の開放型の冷却塔を有する施設、これは厚生省の調査によりますと三十六施設ございますけれども、これに対しまして立入検査の実施を二十一日付で都道府県、政令市に対して緊急に指示したところでございます。
この立入検査に当たりましては、適切な運転管理が行われていたかどうか、あるいは冷却装置の冷却水がミスト等、いわゆる霧等により周辺に飛散していないかなどについて確認を行い、その結果を早急に環境庁に報告するよう求めております。
次に、以上のほか、湿式の排ガス処理設備を有する点で類似性を有する他のごみ処理施設でございますけれども、さきに述べました三十六施設の調査結果を踏まえつつ、厚生省と連携しまして、まずは施設の構造あるいは運転状況などの実情の把握に努めてまいりたいと思います。その上で、所要の調査の実施をその後検討してまいりたい、こう考えております。