土肥隆一の発言 (厚生委員会)

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○土肥委員 日々刻々、彼らの生活はあるわけでありますから、本当に本腰を入れてやることが今回の五十七年ぶりの名称変更にふさわしい結実だと思うのであります。ですから、ノーマライゼーションというのであるならば、ぜひとも、この部分について我々委員会もこれを推進して、立派なグループホームシステムというものをつくっていかなければならないというふうに思うわけでございます。
 最後に、大臣にお尋ねいたします。
 今回の、名称変更法案と私は呼んでおるわけですけれども、障害の状態を価値中立的に表現することができるには知的障害がいい、こういうふうになっております。知的というのはそうだろうと思いますが、障害という言葉がなお残るわけです。障害のある用語自身がまた価値中立的ではないわけであります。そして、何か制度あるいは法律をつくろうとすると、必ず今までは精神薄弱児とか者とかいうふうに、学校教育法から全部にわたってその言葉が出てくるというわけでございまして、やはり法律の用語の不適切な部分というのは時々刻々変更していかなければならないというふうに思うわけであります。
 ちょっと私のことを言いますと、私は聖書を読みますけれども、聖書の中には、二千年、三千年前の言葉ですから、やはり差別用語があるわけですね。そのたびに翻訳を変えていくわけです。そして、今度はこういう差別用語の訂正をしましたよという案内が聖書に挟み込まれているわけであります。
 そういう意味では、こんな五十七年間も精神薄弱なんという言葉を使い続けたことの鈍感さを反省する上で、今後何らかの行政的な措置が必要ではないかというふうに思うのですが、大臣どういうふうにお考えでしょうか。

発言情報

speech_id: 114304237X00419980909_017

発言者: 土肥隆一

speaker_id: 29990

日付: 1998-09-09

院: 衆議院

会議名: 厚生委員会