西川太一郎の発言 (商工委員会)

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○西川(太)委員 官姓名名乗って出ていけよ。だれだ、君は。――もういい。それほど真剣にやっている問題なんだよ。それは夜遅くまでやったからそうだろうと思うから、そこのところを今しんしゃくして許すけれどもね。みんな頑張っているんだから。
 第一、私らが不満なのは、太田先生もおっしゃっておられたけれども、余りにも官僚側は乱暴ですよ。自分たちは長い間時間をかけて審議をしてきたかもしれない。しかし、少なくとも野党である私どもに説明があったのは四日前ですよ。そして、急速、このことを月内には上げてくれと。そんな乱暴な話ありますか。審議軽視というか委員会軽視も甚だしいですよ。それをみんな我慢して審議しているんだから、そこのところはよくわかってもらわなければ困るのです。
 私は、今申し上げたように、そうした国防、安全保障政策上、これは欠かすことのできない兵器だというふうに思う。それを犠牲にしてまでこの条約を締結し、それに従ってこの国内法を整備するその理由というのは何なのか。つまりもっと平たく言えば、国民の大丈夫なのかという不安に対して、国防の衝に当たる役所として心配するなということをきちっとおっしゃればいいと思う。
 それから、もうついでに言いますけれども、日本がもし自分のところで地雷を持って、それをきちっと敷設して監督して、万一の場合ですよ、有事の場合ですよ、平時とは言っていませんよ、そういうことに使えるならば抑止力になるんじゃないでしょうか。
 できるかできないかわからない、何かバルカン砲みたいなものをとりあえずは暫定的にして、そして四年後にはお利口さんな地雷を考えるというのでしょう。地雷と一緒ですよ、四年後に出てくるやつは、爆発するんだから。だから、そういうむだなことをしない方がいいんじゃないかという意見がありますよね。あります。しかし、そういうマイナスを承知の上で、これをやらなければいけないという理由を、我々が納得する理由を出すべきですよ。
 それを私たちが聞いたら、四年後にはそういうものができているかどうかもわかりませんとか、そんなことをちゃんとした立場の人が答えているのですよ。名前だって出してもいいですよ。役職を申し上げてもいいけれども、ここでそういう迷惑をかけたくないから。自由党に対する勉強会でお見えになった御庁の高官が歯切れの悪いことおびただしいのですよ。
 それから外務省にも伺いますけれども、日米安全保障条約で、アメリカがこれに批准していない、加盟していない。したがって、アメリカの日本における基地で地雷は保有していいことになっている。何のために持つんだと私聞いたわけですよ、日本に使えなくなるんだから。そうしたら、そのときに外務省の高官は、これは朝鮮半島有事の際に、韓国で保有している地雷に敵国からの攻撃が加えられてそれが使えなくなったときに、後方支援するために使うんだと、こう言うむそれならば、それが我が国にあるということは、これだけ国会でこうやってみんな知っているぐらいですから、敵国にだって、仮想の敵国に、仮の話ですけれども、知れて、そこからこっちが攻撃を受けるという話にだってなるじゃないですか。そうでしょう。違いますか。
 だから、私が言いたいことは、日本国内にある地雷は在日米軍も含めて全部撤去しなければ、さっきから言っていることを犠牲にしてまで加盟する意味はないでしょうと。私はそうしろと言っているんじゃないですよ、そういう議論になるんじゃないかと言っている。少なくとも、在日米軍が我が国の中で日米安全保障条約や憲法にのっとって活動する場合には、米軍が使う地雷にまでかせをはめちゃいかぬと思うのですね、平時ではないのだから。この条約のねらいというのは、新たな地雷の敷設も大事だけれども、既に一億一千万発もあるものが無事の民を傷つけるようなことのないようにすることがねらいではないですか。
 だから、そういう議論をもっと時間をかけてやるべきだと思うのですが、それが一つもなされていないということは、きのう各党にいろいろ御迷惑をかけた自由党としてはまことにこのことは残念なのですよ。もっともっとたくさん情報を届け、オープンな議論をして、しかる後にこういう審議ということをやらなければいけないのに、おとといかきのうか説明に来て、あしたは上げてください、緊急上程だ。議会を何だと思っているの
だ、こういうことですよ。
 これについて、いろいろ一人でしゃべったけれども、感想を聞かせてください。防衛庁と外務省、両方。

発言情報

speech_id: 114304461X00619980925_077

発言者: 西川太一郎

speaker_id: 14838

日付: 1998-09-25

院: 衆議院

会議名: 商工委員会