中馬弘毅の発言 (本会議)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○中馬弘毅君 ただいま議題となりました砂漠化に対処するための国連条約につきまして、外務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 アフリカのサハラ砂漠周辺地域における干ばつを背景として、昭和五十二年以降、国連環境計画を中心に砂漠化に対処するための努力が重ねられましたが、必ずしも十分な成果を上げるには至りませんでした。
 このため、平成四年六月に開催された国連環境開発会議において採択されたアジェンダ21において、砂漠化に対処するための国際条約を作成することを目的とした政府間交渉委員会を設置することが国連総会に要請され、これを受けて設立された同委員会において、平成五年五月から条約作成のための交渉が行われた結果、平成六年六月、パリで開催された第五回交渉会議において本条約が採択されました。
 本条約は、砂漠化の影響を受ける地域における持続可能な開発の達成に寄与するため、国際協力及び連携によって支援されるすべての段階の効果的な行動により、深刻な干ばつまたは砂漠化に直面する国において、砂漠化に対処し、及び干ばつの影響を緩和することを目的とするものであり、その主な内容は、砂漠化の影響を受ける締約国は、砂漠化に対処し、及び干ばつの影響を緩和することに対して十分な資源を配分し、その対処及び緩和のための努力において住民の参加を促進するとともに、この義務を履行するに当たって国家行動計画等を作成し、公表し、及び実施すること、先進締約国は、開発途上締約国による砂漠化に対処し、及び干ばつの影響を緩和するための努力を積極的に支援するとともに、相当の資金及び他の形態の支援を提供すること等であります。
 本件は、第百四十二回国会に提出され、今国会に継続されたものであります。
 外務委員会におきましては、九月二日高村外務大臣から提案理由の説明を聴取した後、質疑を行い、引き続き採決を行いました結果、承認すべきものと議決した次第でございます。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
    —————————————

発言情報

speech_id: 114305254X00719980903_010

発言者: 中馬弘毅

speaker_id: 10071

日付: 1998-09-03

院: 衆議院

会議名: 本会議