小渕恵三の発言 (予算委員会)
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○小渕内閣総理大臣 日ロ間の平和条約の締結ということは、我が国といたしまして最大の外交案件と心得ておりまして、この点につきましては、前橋本総理も熱心にお取り組みをいただきまして、今伊藤委員からお話しのように、クラスノヤルスク、そしてまた川奈の会談を通じまして、二人の首脳間におきまして充実した話し合いがなされたわけでございます。そのときに我が国から希望をいたしました諸点につきましては、これをロシア側に既にお話ししておることでございますので、願わくは、これから十一月にかけて訪ロする予定でございますが、エリツィン大統領からきちんとした御返事をいただけることを期待し、これからの新しい日ロ関係のスタートになるよう、最善の努力を続けてまいりたいというふうに思っております。
ただ、御指摘のように、ロシア側の諸般の政治情勢も変化をいたしておりますが、私自身は、エリツィン大統領といたしましては依然としてリーダーシップを発揮されまして、この日ロ問題につきましては大統領としてのお立場で決断をいただけるものと念願しております。また同時に、プリマコフ外相、私のカウンターパートでございましたが、現実には現在首相になっておられまして、段々の経緯につきましてはすべて承知をいたしておるところでございますので、ぜひ、大統領、首相、関係者の皆さん、今日の日本との関係をよりよくしていくために、そして二〇〇〇年までに平和条約を結ぶということにつきまして、前向きの対応を心から念願しております。
この点につきましては、政府としても全力を尽くしますが、ぜひ、これは国を挙げて、特に国会におけるお力添えのほども心からお願いいたす次第でございます。