浜田卓二郎の発言 (金融問題及び経済活性化に関する特別委員会)

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○浜田卓二郎君 私は、今のノンバンクの問題、これはもうほとんど周知のことであったと思います。合併の構想が世に出ましたのはたしか参議院選挙の前だったと思います。ですから、私は、何でこういう経過をたどらざるを得なかったのか、それが残念でたまらないんです。
 政府は、現行法でも、もし資本注入が本当に必要であって、そして合併をさせなければならない、それがなければ危機になるということが正確な認識としてあればできたはずであります。私は、それをしないで場にさらした野党の責任というのがありますから、問題がさらされれば、本当にそれは国民の目から見て許されるかどうかという議論に当然なります。原理原則論から出ます。ですから、この経過は起こるべくして起こったんです。そういう問題の提出をしたからであります。
 ですから、私は、今の危機というのは大変な危機だと思います。まあしょうがない、一万三千円を割った。しかし、少し前は一万四千円を割ると大変だと言っていたんです。一万三千円を割れば大変だと言っていました。既に割りました。もう割るかもしれない。さらに金融機関の内容は悪くなるではありませんか。私は、なぜそうしなかったのか。
 それからもう一つ。大蔵大臣は、この現在提出された法案、これは野党法案に取りかえられてしまいました。いわば実質廃案であります。その法案をベストなものではないとお考えになって出されたというふうに答弁されております。私はこれも残念だと思います。
 それから、金融監督庁は金融検査を延々と続けております。十九行一斉に始めたのが不幸だったのかもしれません。しかし問題は、これだけ長銀の問題が議論されながら、政府の答弁というのは、要は多分債務超過ではないでしょうと。官房長官は、債務超過であるという報道には、報道とはさすがにおっしゃいませんでしたけれども、報告には接しておりませんと、そういう趣旨の答弁をしております。問題のこの長銀問題、これが長引く原因になった、事態をさらに悪化させた、あるいは今既に危機に入っているかもしれない、そういうときに、まだ長銀の検査結果すら出されない。
 私はこの全体を見て、残念ながら、尊敬する宮澤大蔵大臣でありますけれども、今の小渕内閣、そして宮澤蔵相、今の危機に対処する資格がないと、私はそう思わざるを得ない。残念ながらそう思わざるを得ない。ひとつそれについての御感想をお述べいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 浜田卓二郎

speaker_id: 11564

日付: 1998-10-06

院: 参議院

会議名: 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会