浜田卓二郎の発言 (金融問題及び経済活性化に関する特別委員会)
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○浜田卓二郎君 そうすると次の私の質問につながらぬものですから。
私は、護送船団の最終責任者は自民政治であり自民党政治家だったと思っております。大蔵大臣がその最先端であったはずであります。そして、護送船団が解体された、されつつある、しかし自民政治は形だけであるけれどもまだ残っている、これが現状だと思います。
私は参議院選挙を、公明、新党平和、改革クラブ、自由党、民主党、五党推薦で戦いました。五党が獲得した票は二千五百万票です。自民党の獲得した票は千四百万票です。残念ながら小渕内閣は直近の民意の基盤を持っていないわけであります。
しかも、今回の金融法案の処理そして長銀の処理、いずれを考えてみても、まだ護送船団的発想から離脱できていない、それが今の内閣であり、残念ながら大蔵大臣の大蔵行政である、そう思うんです。
例えば長銀処理であります。情報を開示しないまま公的資金を入れようとなさいました。あるいはあいまいなまま住友信託との合併を急がれました。これは結局今までの手法であり、問題を不明確にする、先送りすることになる、私にはそう思えるんです。ですから、護送船団的発想から離れられない内閣、自民党に、私は今の金融危機を乗り越える、それを指揮する資格がない、そう思います。
そして、護送船団から障れるということは、マーケットに身をゆだねるということです。先ほどは江田さんがパネルを示されましたけれども、まさに情報開示というのが命になるわけです。情報開示したら倒産するところが出る。しかしそれはためていたものを突然開示するからそうなるんです。やはり情報開示というのが基本にあって、マーケットを通じた判断が正確になされる、そのルールに乗せていかなければ私は金融の新しいルールというのはでき上がらない、そう思います。
ですから、繰り返しになって恐縮ですが、今回の長銀処理に当たっても、これだけの論議を重ねながら、監督庁の説明はまだ調査が終わっておりませんと。調査が終わっていないのならば、長銀だけでも一日、二日かけてやってもっと正確な情報を国会に私はやはり出さざるを得ない、出すべきだ、そう思いますけれども、いかがでございますか。