野田聖子の発言 (交通・情報通信委員会)
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○国務大臣(野田聖子君) 小渕内閣の最大の課題というのは、やはり経済再生ということが言われております。そして、それぞれの与えられた役割の中で、総理が望んでいらっしゃることは、即効性があるものを具体的にやはり出し上げなければならないということだと私は理解しました。
そこで、郵政省におきましては、皆様方に御協力、御支援いただいている情報通信の分野を、今までもさまざまな技術開発、研究とかやっておりましたけれども、その中でも特にすぐに実用化できるとか、または広く他の産業に役立てるとか、そういうものを今回、デジタル革命という言い方は大げさかもしれませんけれども、そういうものに主眼を置いてかなり絞り込んで予算等を今お願いしているところです。
特に、私たちは、具体的には、新規産業を生み出したい、そしてそこからまた雇用を新たに創出したい、さらには二十一世紀に向けて発展基盤の整備をしなければならない、さらには少子化、高齢化にきちっと対応できるものをつくり上げていきたいという三つの柱を持って情報通信の高度化に向けた政策展開をほかの省庁と連携して今取り組んでいるところであります。
具体的にということでございますけれども、平成十一年度の概算要求におきましては、特別枠をちょうだいしておりますのでその特別枠の要望の幾つかを申し上げますと、例えば今急速にふえ続けているインターネットに対して、もっともっと速く、そしてたくさん、容量の大きい次世代のものにする。これはゆえに使う方の便利がよくなるということなんですが、そのための研究開発をさせていただきたい。
さらには、高度道路交通システムというのがございます。これはITSと呼ばれているんですけれども、それの実績の一つにはVICSというのがございます。車の中にカーナビゲーションシステムがついていて、それに付加価値のサービスとして行政の方の渋滞情報などを瞬時に送り込んでドライバーの方たちが渋滞した道路を迂回していただけるとか、そういうようなことをもう既にITSは実用化しておりますが、これからはさらに、そういう情報通信を利用して、高速道路の料金所なんかをカードを使ってとまらずにドライブスルーできるような、そんなようなことを実用化して新たな産業を生み出していきたい。
さらには、放送のデジタル化というのがございまして、これはもう既に御承知のとおり、通信もその前のコンピューターの方もデジタル化されていますが、いよいよこれは世界的に放送、テレビの方もデジタル化に入ってきているわけでして、またそのデジタル化されることによってさまざまな今までにはできなかったテレビを通じてのコンテンツ、いろいろな変わった中身の毛のがつくっていけるだろう、そういう市場が広がっていくという期待があるわけでございます。
さらには、公共においても、やはり社会経済全体の情報化の起爆剤としてどうしても公共分野で電気通信システムを開発していかなければならない。さらには、そういうことを踏まえて、地方公共団体へもどんどん導入していかなければならない。
そういうようなことを念頭に置きまして、さらに情報バリアフリーの環境。これはどういうことかというと、情報通信が高度化することによって、便利になる反面、やはり取りこぼしがあってはならない、すべての人が平等に情報通信の高度化を楽しんでいただく、そして便利に感じていただくような実現をしていくと同時に、またテレワークといったような、今は仕事をするというのは通勤をするというのが一般化されているけれども、情報通信機器を自宅や地方のセンターに置くことによって、会社に通勤することなしにその情報通信機器を使うことによって仕事をこなしていける、そんなようなこともぜひとも実現させていきたいということで特別枠の方に盛り込んでいるところでございます。
と同時に、景気対策臨時緊急特別枠につきましては、現在必死で検討中でございまして、景気浮揚効果の高いものにしようということで今取りまとめの作業に入っているところでございます。
以上でございます。