野田聖子の発言 (交通・情報通信委員会)
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○国務大臣(野田聖子君) この先生の御質問は一番悩みました。デジタル化自体は目に見えないものですから御説明のしょうがありませんが、デジタルまたはデジタル化されたものが今までのものに比べて便利に感ずるということが重要ではないか。
いろいろ思案した結果、一番身近に使われているものに体温計がございます。今までは水銀を使った体温計を大概使っておりましたけれども、最近は体温計もデジタル体温計がだんだん主流になってきました。そこで、何がわかりやすいかというと、体温をはかった際に水銀の目盛りがどこまで出るかというのは正確にはわからなかったけれども、デジタル体温計だと三十六・五五とかそこら辺まであらわせる。そんなようなことがデジタル化したことによる恩恵というか便利さではないかと思います。
あわせて、デジタルカメラというのが今少しずつ市場に出回っておりますが、これは今までのカメラだと、撮って現像に出して、細工をするのがなかなか容易ではなかったわけですけれども、デジタルカメラをコンピューターを使って取り込めば、みずからコンピューターを使って絵はがきをつくってみたりとかシールをつくってみたりとか、そういうような付加価値というかそういう新たないろんなものができてくるというのがデジタル化の一つの家庭における、暮らしの中における変化ではないかと思います。
しかし、大きな意味では、デジタルというのは一つの共通言語と考えてもいいんじゃないか。今までデジタル革命と言いつつも、実はもう既に革命は起きていて、今私たち日本は最終局面に来ているんじゃないか、放送がデジタル化されることによってこの日本の国はいわゆるデジタル化されるということが言えるんではないかと思っています。
もう既にコンピューターはデジタル化されている。当然デジタルですけれども、最近では通信がデジタル化されました。そして、今取り組んでいるのが放送のデジタル化ということで、この三者が同じ共通の言語を持つことによって、例えば今までは電話は電話、テレビはテレビ、コンピューターはコンピューターと別々に使っていたものが、例えばテレビの半面がテレビ電話になってナイターを見ながら電話ができるとか、そんなようなことが自在可能になってくるというのがデジタル化のおもしろみであり、新しいさまざまな使い手または考え手によっていろいろなメリットが生まれてくるんではないかということを考えているところであります。
例えばデジタル放送だけを取り上げれば、これはよく言われていることですけれども、それによってはっきりくっきりとした美しい画面を見ていただけることになると同時に、今までテレビが見えにくいような場所もありましたけれども、そういうものの解消にもつながっていくということが言われているわけであります。
以上、確かに片仮名が多くて厄介なんですけれども、むしろでき上がったものが自然と暮らしの中に溶け込んで便利さを醸し出すのがこの情報通信のだいご味ではないか。そういうことで、技術開発に向けて一生懸命努力をしていきたいと思っています。よろしくお願いします。