品川萬里の発言 (交通・情報通信委員会)

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○政府委員(品川萬里君) ただいま先生御指摘ございましたデジタル時代に備えての放送番組制作、流通でございますけれども、ローカル局におきましても、いわば番組の東京依存という体制から自主番組制作という方向に向かっておられますので、そうした自助努力にもおこたえすべく、いろいろ既に、本格的にまだ始まっておりませんけれども、スタジオをデジタル化していくということは可能でございますから、そうした面での税制上の支援あるいは財投の低利融資というような制度も用意してございます。
 それから、補正予算におきまして、大容量アーカイブ制作、つまり番組保存のためには大変今までにない技術が必要でございますので、その辺の研究開発の予算も用意したところでございます。
 今先生御指摘ございましたように、権利問題というのは大変複雑でございますので、今放送事業者の関係の方々中心に勉強会をつくっていただいて、文化庁、我々もそれにいろいろ協力させていただいておるところでございます。
 それから、どこにどんな番組があるのかということも、今のところ十分情報が提供される体制がございませんので、放送番組のデータベースをつくろうではないかということで、関係者の方々と研究を進めております。
 政府としてはいろいろやらなければならないのでございますけれども、実は今の放送番組は基本的に一次利用が原則になっておりまして、二次利用の割合というのは現在のところ二・九%という数字でございます。したがいまして、本当にデジタル放送時代のメリットを生かしていくために、原則一次利用じゃなくて二次利用を原則に放送番組を制作、流通させていくというふうに放送業界の方々の新しい番組流通についての考え方が形成されませんと、なかなか政府の支援というのも生きてこないのではないかと思いますので、そうした新しい取り組みというものを御期待申し上げながら、我々も支援努力を考えてまいりたい、かように存じております。

発言情報

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発言者: 品川萬里

speaker_id: 32815

日付: 1998-10-01

院: 参議院

会議名: 交通・情報通信委員会