宮下創平の発言 (行財政改革・税制等に関する特別委員会)
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○国務大臣(宮下創平君) 平成十年度の国民医療費につきましては、御指摘の平成九年度の制度改正の効果や医療費の適正化の効果を織り込んでございますので、伸び率としてはマイナス一・一と見込んでいるところでございますが、一方、平成十年九月までの状況を見ますと、四月から八月までの平均は〇・七%増、九月は三・八%増と高目に推移しておるのは委員の今御指摘のとおりであります。
一方、平成十年度の政府経済見通しと経済運営の基本的態度という指標によれば、十年度の国民所得の伸び率は二・〇となっておるのは御案内のとおりであります。しかし、経済企画庁で十年度経済見通し改訂試算、これは十月六日に行っておりますが、国内総生産の伸び率はマイナス一・八ということになっております。
したがいまして、平成十年度の国民医療費の伸び率が国民所得の伸び率の範囲内におさまるかどうかについては相関関係がありますので、私の方から申しますと、今後の医療費の動向等を見ていく必要がございますが、現下の状況を総合的に勘案しますと難しくなってきているのではないかというように思われます。
なお、国民医療費の伸びと国民所得の伸びの関係につきましては、平成九年の六月に一応方針として基本決定されておりますが、私どもとしては医療費の効率化その他に努めながらも、それ以下に抑えなくちゃならぬといってもなかなかできないという状況も予想されますので、適切な医療費の抜本的改革をやりますが、検討していきたい、こう思っております。