下平隆の発言 (運輸委員会)
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○下平説明員 御説明申し上げます。
自動車が衝突した場合に、自動車に乗っている方、その安全を守るということは大変安全対策の上で重要な課題と私ども、考えております。特に、前面衝突した場合に死亡者が非常に多い乗用車、小型トラック、これは大変多いわけでございますけれども、これにつきましては、ただいまお話がございましたように、前面衝突の安全基準というものを既に導入いたしておりまして、その内容はほぼ諸外国と同じような状況でございます。
今御指摘がございました大型トラックあるいはバスについてでございますけれども、これらにつきましても、やはり、特に高速道路などにおきまして乗員が傷害を負うというふうな事故も起きております。したがいまして、運輸省としましては、全日本トラック協会、日本バス協会に呼びかけまして、こうした安全対策を検討する場を設けました。メンバーは、自動車メーカー、運送事業者それから運転者の代表の皆さん、学識経験者、運輸省などから成っておりますけれども、この検討会において検討を行った結果、トラックなどの前面の補強を行う、あるいはフレームの強化を行うというふうな内容を含んだ安全対策の案が昨年取りまとめられております。この結果、今お話がございましたけれども、この補強をいたしますと、運転者席から車の一番前端までの距離も若干長くなるというふうな方向に行くのではないかと思っております。
運輸省はこれを受けまして、自動車メーカーに対し、こうした安全対策に取り組むよう働きかけを行っております。また、運送事業者には、そうした安全性の高い車を導入するような働きかけもさせていただいているところでございます。
この結果、現在生産されております大型車は、世界に先駆けまして自動車メーカーが衝突安全の試験などを実施いたしておりまして、運転席部の強化とかの安全対策が図られている現状でございます。今後とも、運輸省としましては、この対策の効果を見ながらさらに一層の安全対策を検討してまいりたいと思っております。
〔委員長退席、久野委員長代理着席〕