奥山茂彦の発言 (科学技術委員会)

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○奥山委員 ひとつ長官として、ぜひとも意欲的に取り組んでいただきたいと思います。
 そこで、この科学技術の問題になりますと、避けて通れないのは原子力の問題であります。
 我が国は、言うまでもなく、エネルギー対策が、石油あるいは石炭、こういった化石燃料と言われるものはどうしても海外から輸入をしなければなりませんし、継続的な資源の確保ということになってまいりますと非常に難しいこともあります。さらにまた、環境問題もあるわけでありますから、どうしても我が国は原子力エネルギーに頼っていかなければならないわけであります。
 ところが、西ドイツで新しくできましたシュレーダー政権は、これから原子力発電はやめていこう、このような方針を出してきつつあるわけでありますけれども、このような問題、あるいは、唯一の核被爆国であるという我が国の置かれた特殊な立場の中において、我が国は、その原子力の安全性の確保ということが今最も必要なことになるわけであります。
 しかしながら、残念ながら、過去において動燃のナトリウムの流出事故とか、あるいはこの前の原燃輸送のデータ改ざん問題とか、こういう問題がたびたび起こるたびに、国民の原子力行政に対する不信というものが募ってきたわけであります。その安全性と、我が国自身が、原子力基本法に盛られた平和利用が目的であるということでありますが、これがまた案外海外には知られておらずに、日本も核開発、核兵器を持つのではないかというような誤解もあるわけでありますから、そういうことも含めまして、これからの国民の信頼回復にどのように努められるかということをお尋ねしたいと思います。

発言情報

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発言者: 奥山茂彦

speaker_id: 26781

日付: 1999-02-09

院: 衆議院

会議名: 科学技術委員会