宮下創平の発言 (厚生委員会)
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○宮下国務大臣 この介護保険制度というのは、ドイツでは現金給付を行われているやに聞いておりますけれども、我が国では現金給付はいたさない建前になっています。そして、お互いに社会の責任で社会保険システムを活用して支え合おうというシステムでございますから、原則的には社会の責任で介護をやるという建前を貫くべきであるという意見がございます。私もその立場は支持いたしますけれども、そういう立場から、この家族介護について、家族介護は何であるかという定義によりますけれども、一切認めるべきでないという意見もあります。
他方、例えば息子さんがホームヘルパーの資格を持っておって、そういう御職業につきながら、身内のお父さんなりが痴呆性老人で要介護状況にあるというような場合に、隣のうちまでケアマネジャーの指示に従って介護に行くんだけれども、家族介護になるから自分のうちへは寄っちゃいけないよ、あるいは見ちゃいけないよということもいかがかなと。
したがって、やはりそこは人情といいますか家庭の温かいきずなというものを大切にしなきゃなりませんから、ケアマネジャーの策定されたケアプランの中における位置づけであれば、お他人さんをやろうと自分の親をやろうと、定型的な勤務形態をきちっとしておきさえすれば、介護保険で払うからといってこれは現金給付になるものではないと私個人は考えておりますので、今は審議会で議論中でございますが、できたらそんな方向にしたいなというふうに思っています。