西川太一郎の発言 (商工委員会)

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○西川(太)委員 環境庁の見解を聞いていると、すべて完璧にやっているように聞こえるけれども、私はそうは思わない。
 やはり与党といえども、与党だからかもしれないけれども、化学物質が国民の健康に重大な影響を持っている、これを未然に防ぐということは当然のことであって、さっきから言っているように後追いの規制法ではなくて、ダイオキシンで大変な被害を受けたとか、また過去にもいろいろ、この審議を通じてそういう事故の事例が、アジア諸国の例なども示されて、我が国にそういうことが起こっていないからということで安心してはいけないという御議論もありました。また、大きくはカドミウムの事件とか、いろいろなものも我が国に実際あったわけでありまして、私は、こういうものを後追いで規制すれば事足れりという、その姿勢を伺っているんじゃないんですね。もっと積極的にそういうものを見つけ出してほしい。
 それは、私が先ほどもちょっと申し上げましたけれども、いわゆるインセンティブ・ベースド・アプローチという方法は、そういうものを未然に発見することによって、そんなものは我が社の製品には使っておりませんということを明示することによって、その企業にはインセンティブが働くんですね。社会的にも、経済的にも利益が得られるんです。そういうインセンティブ、誘因があって初めて企業の行動と環境保全というのは一致するわけですね。
 だから、エコロジカルエコノミーというものは、そういう極めて狭い隘路をたどっていかなきゃいけない。企業の論理もきちっと確立しなければいけない、同時に環境保全もやらなきゃいけない、こういう道をたどっていかなきゃいけない。私は今回のPRTRはそういうものでなきゃならぬと実は思っているわけです。
 これは事前通告していない質問でありますが、通産大臣、いかがでございましょうか、こういう見解について。

発言情報

speech_id: 114504461X01419990519_012

発言者: 西川太一郎

speaker_id: 14838

日付: 1999-05-19

院: 衆議院

会議名: 商工委員会