小坂憲次の発言 (逓信委員会)
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○小坂委員 ありがとうございました。
先ほどの、私が最初に申し上げました二点目、三点目にかかわることなんですが、一つ提案をさせていただきたいのです。
地上デジタル放送の送信設備にかかる費用、これはNHKの総合、教育二波で、基幹局の設備が一千億、また中継局関係の設備で二千億、合計三千億と見積もられるというふうに聞いております。また、これはチャンネルプランによっても変わってくるだろうということも聞いております。
そういう点で、私見ではありますけれども、デジタルへの移行期に、アナログとデジタルの両方で同じ放送をするという、いわゆるサイマル放送の期間をできるだけ短くすること。余り長いと、その間にまたアナログの機材更新をしなければならない等の経費負担が重なってまいりますので、そういうこと。
それからまた、移行期のチャンネルプラン上、デジタルに割り当てるために、そこにいるアナログの局を新たなところへ移さなければいけない。ところが、新たなところに移そうとすると、そこにまた電波が干渉してしまうような中継局があると、その中継局の電波もまたさらに動かさなければいけない、いわゆる玉突き状に電波の再割り当てをしなければいけないというようなことが生じますと、受信者の受信対策をさらにまた絡めて多くの経費が必要になってくる、こういうことにもつながってまいります。
そういう点で、私は、アナログ局から次に移したところに電波が干渉し合ってしまうような中継局がある場合、その中継局をいっそ一足飛びにデジタル化してしまう、そしてそこでは、デジタル化をした中継局で、その先の中継局との干渉をなくしてしまう、すなわち、間にサンドイッチのように挟むことによって電波の有効利用が可能になると思うのですね。ちょっと技術的な面で理解しにくい面もあるかもしれませんが、そういうことをやることによって、デジタル化した地域の受信者に対して、現在の放送がデジタル化になっても見られる程度の非常に簡易な、セットトップボックスといいますか、アダプターをつけて受信をしていただく。そのアダプターは、国なりNHKなり、できれば国の施策としてやるべきだと私は思っておりますが、そういう形で受信対策を進めていく。こういうことで効率を図っていくことによって電波の有効利用とまたより円滑な導入が図れると思うのですが、この点について、NHKの御見解、また郵政省の御見解を賜りたいと思います。