冬柴鐵三の発言 (予算委員会)
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○冬柴委員 大変心強いんですけれども、二百九十万人の人が職を求めているという事実は厳然としてあるわけですよ。そうでしょう。
私、北海道も行きましたけれども、あれは北拓をつぶしてしまったために三十万人以上の人が失業しているじゃないですか。五百五十万人の中で三十万人というのは、もう第二の都市の旭川を超えるじゃないですか。そういうところに発動できないような六百億という貴重な財源を置いておく、これは考え直してもらわなきゃいけない。
僕は、全国でということよりも、局地的に、兵庫だって面的に破壊されて、平均よりずっと高いですよ、失業率。そういうところに一人でも二人でも助けられるような基金を造成してこそ、ああ、小渕さん、いいことをやってくれたな、所信表明演説で緊急にこれは対策を講じますと約束されたことをすぐやっていただいたな、こう感じられるけれども、六百億積んだけれども、まだ一人も——ことしじゅうにそんな五・二にするんですか、失業率。大変ですよ。ことしじゅうに五・二になんかやったら、そんなことをしたら飢饉ですよ。そういう状況の中で、貴重なお金を積んだだけじゃなしに、三十万円ずつやったら二十万人助かるじゃないですか。ぜひ総理、これはお考え直しをいただきたいと私は思います。
要するに、発動要件、特に地域ブロックにおける発動要件というものをもう少し、もう少しというよりも、際立って緩和をして、あすの日からでもそれによって地域的には職が得られる人が出てくるようなものに、この基金の内容、発動条件は改めていただきたい。その点についてだけ、総理から一言御回答をちょうだいしたいと思います。