前田正の発言 (労働委員会)
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○前田(正)委員 そこで、こういった大変厳しい措置をとるということは、派遣労働者の保護という点からも私は大事であろうというふうに思います。
ただ、この社会保険というものは省が違うわけでございまして、労働省と厚生省、今のこの段階でございますが。ただ、そういった派遣労働者が言われることには、例えば派遣前はいわば国民健康保険に入っておる、そして今度派遣先に行くと社会保険に入る、こういうことになります。そこの切りかえのその手続というものが非常に邪魔くさいと言ったらなんですけれども、なかなかその辺がスムーズにすっと切りかえるというところの手続という問題が一つあるんではないかと思います。また、あるいは一年間そこにおった、そしてそこをやめることになって今度は国民健康保険にまた切りかえなければならぬ、そこらあたりのその手続上の問題をもう少し労働省と厚生省で一遍いろいろとお図りをいただいて、やはり働く人のための手続で何かもう少し簡単に手続が済ませられるような、そんなものをぜひ考えていただきたい、かように思っております。
それから最後に、時間が参りましたけれども、この間、財団法人日本人事行政研究所というところから、将来あるべき人事管理を考えるための基礎調査というものが出されております。先ほど各先生方からもお話がありましたけれども、この調査の中で、上場企業ばかりの千七十社のアンケートの中で、過去一年間に雇用調整を実施してきたというふうなこと、それからまた、約七割が雇用の過剰感を持っている状況にあり、今後まだまだリストラを進めていきたい、こういう調査が出ておるわけでございます。
私どもといたしましても、これからこの四・六%、三百十三万人がさらに大きく膨れ上がるという可能性があるわけでございますので、特に労働大臣におかれましては、冒頭に申し上げましたこの雇用対策についてしっかりした御指導をしていただくようにお願いを申し上げまして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。