渡邊信の発言 (労働委員会)
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○渡邊(信)政府委員 今春の新卒者の就職状況について見ますと、四月一日現在の大学新卒者の就職率は九二%で、前年同期と比べますと一・三ポイントの減というふうになっておりますし、短大の新卒者は八八・四%で、全体としては低いのですが、これは前年と比べると一・八%、微増ですが、少しよくなっています。それから、高校新卒者の内定状況は九三・六%で、これも前年と比べますと二・六ポイントの減というふうになっておりまして、総じて新規学卒者の就職状況は大変厳しい状況にあるというふうに考えております。
今先生おっしゃいましたように、卒業者が社会に出る第一歩で就職でつまずくということは大変不幸なことだと思っております。また、そのための対策も強化する必要があるというふうに考えているところでございます。
現在、この学卒の未就職者の方につきましては、きめ細かな職業相談あるいは職業紹介を行う必要があるということで、全国に配置をしております学生職業センターあるいは学生職業相談室というところで、希望者については、登録をしまして、一人一人についてきめ細かに職業相談等に応じるという事業を始めたところでございますが、これに加えて、今般の緊急雇用対策におきましては、登録者を中心にしまして、企業実習を行うとか、あるいは、これは初めての試みですけれども、一般会計によりまして三カ月程度の能力開発を無料で行うという措置を新たに設けまして、そのための予算も一億九千万円計上するということにしておるわけであります。
こういったことによって少しでも早く、卒業はしたけれども就職できない、こういった状態を解消するために努力したいというふうに思っております。