間宮馨の発言 (経済・産業委員会)

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○政府委員(間宮馨君) お答え申し上げます。
 今、大臣からもございましたが、四月二十七日の加藤先生からの御質問の翌日、四月二十八日に外務省に対しまして四月十六日付の毎日新聞記事を添付して関連情報の入手を依頼いたしました。
 これを受けまして、在ロシア日本国大使館の方から、四月十五日付の新イズベスチヤの記事中にあるバルコフスキー氏が所属するロシア科学アカデミー地球物理学総合研究所に照会いたしましたところ、同記事に関する論文として、一九九七年のウクライナ科学アカデミー地球物理学研究所の地球物理学会誌に掲載されたロシア語の論文と、翌年の一九九八年に英文誌に転載されたものを入手したとの回答が外務省より当庁にありまして、同論文を外務省を通じて入手いたしました。当庁は、加藤先生に対しましてロシア語と英語の論文をお届けするとともに、日本語への仮訳作業が終わった後に日本語仮訳もお届けをいたしたところでございます。
 当庁は、一九九七年論文につきましては、チェルノブイリ四号炉の事故の地震起因説がどのように説明されているのかの点を検討してきたわけでございますが、新イズベスチヤ記事の中で一九九七年論文では触れられていない諸点についての調査、検証が十分ではなかったと思います。このため、本委員会に御迷惑をおかけしたことにつきましては深く反省しております。
 六月三日の本委員会で新イズベスチヤ記事の内容そのものについて御指摘を受け、改めて外務省を通じて調査を行いました。在ロシア日本国大使館による調査は、新イズベスチヤ記事に言及されているこの研究の中心人物であるバルコフスキー氏、新イズベスチヤ記事を書いた記者あるいはロシア政府の関係者に対する照会により行われました。現在までの照会の結果の要点は次のとおりでございます。
 まず、バルコフスキー氏からは、新イズベスチヤ記事に関するレポートを入手したいとの依頼に対しては、一九九七年のウクライナ地球物理学会誌に掲載された論文を手交した、また特段最近になって全体を取りまとめた報告書はない、研究に興味があるのであれば未発表のものを含むが御参考までに論文等数点を差し上げるとの御発言が得られております。
 新イズベスチヤ記事を書いたバリコフ記者からは、同記事は上記一九九七年の論文やバルコフスキー氏等が現在までの十三年間の研究成果に関して述べた内容等に基づきまとめたものであるとの発言が得られております。
 ロシア原子力放射線監督庁の担当者からは、チェルノブイリ事故の原因については公的な見解を支持しているとの発言。これとは別に、ロシア原子力省の担当者からは、この記事に関して再調査等何らかの対応をとることは考えていないとの発言が得られております。
 これが現在までの調査結果でございます。

発言情報

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発言者: 間宮馨

speaker_id: 30565

日付: 1999-06-08

院: 参議院

会議名: 経済・産業委員会