野田聖子の発言 (交通・情報通信委員会)
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○国務大臣(野田聖子君) おっしゃるとおり、放送というものは私たちの暮らしにとって最も身近なメディアでありまして、かつ、私たちがいち早くさまざまな情報を手に入れる、そういう手段として基幹的な役割を担っていることは言うまでもございません。
先生から御紹介がございましたように、今テレビを見るということは、地上波を見る、BS、CS、CATVを利用する、さまざまな手段を私たちは選択できるようになってきたわけであります。これらの放送の世界の中で、今デジタル化されることによって付加価値、例えば、先生がTBSでごらんになったような双方向性とか、これまでも申し上げてきた大変画像がきれいになるとか、多チャンネルとか、そういうものを積極的に取り入れて、なおかつ放送事業者それぞれが創造力をフルに駆使していただいて、一番大切なことは、今先生がおっしゃった、今までのテレビは一方的だった、それが今度は一緒に行動するんだと、そういうところの次元に来たときに視聴者のさまざまなニーズにこたえられるようなそういう市場であってほしい、分野であっていただきたいというふうに思っているわけでございます。
先ほど品川局長は激変の時代ということでしたが、私は、もう少しくだけて言うなら育ち盛りということで、正直、これから放送事業者の人たちがそういう新しい技術を手に入れて何ができるのか、そして今までこたえられなかった視聴者のニーズにどうこたえていくかということを私たちは見守っていく必要があるのではないか。むしろ、あなたはこういうことをやりなさいという枠にはめることは、かえってその放送事業の成長を阻害することになってしまうのではないかというふうに考えています。
そういうことで、それぞれの事業者の方たちがデジタルの特徴を生かして、自分たちはこの美しい画像をどんどん生かしていくとか、私たちは双方向性をどんどん使っていろいろなショッピングをやっていくとか、そういうものを見守りつつ、その個々の施策施策に適時適切に私たちが支援できるようなそういう体制で取り組んでまいりたいと思っています。
さらに、公共性ということでございますけれども、公共性というのは、広い意味で言えば私たちの国民生活を豊かにしていただくべきことということで、このデジタル化によって、今申し上げたようなことを積み重ねていただく中で、国民生活さらには人生そのものが豊かになっていただけるような機能を持っていただきたいと思いますし、あわせて、放送がかねてから持っている健全な発達というものをまたどんどん進展させていただきたいと思っております。
郵政省は、先ほど申し上げましたけれども、放送法の一条、公共の福祉への適合と表現の自由の確保ということを、これはアナログ、デジタルにかかわらず、理念としてきっちり踏まえて取り組んでいきたいと考えております。