野中広務の発言 (国旗及び国歌に関する特別委員会)
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○国務大臣(野中広務君) ただいま総理からも御答弁がございましたように、日の丸・君が代につきましては慣習法として定着をしておるところでございますけれども、成文法に根拠がないことをもって日の丸・君が代を我が国の国旗・国歌として認めないという意見が国民の一部にあることも事実でございます。また、そのことによりまして、去る二月、国旗・国歌の指導に尽力をいただいておりました広島県の世羅高校の石川校長がみずからの命を絶たれるという痛ましい事件をも惹起したわけでございまして、このことも契機の一つとなりまして、政府といたしまして国旗・国歌の法制化の検討に着手をいたしまして、法律案を取りまとめ、国会での御審議をお願いすることとなったわけでございます。
二十一世紀を目前に控えまして、総理から御答弁がございましたように、この国会におきまして御審議の上、可決をいただき、法律が成立をいたしますならば、国旗・国歌の法制化という大きな課題を後世に引き継ぐことなくこの二十世紀中に解決することができ、これにまさる喜びはないと私は存じておるところでございます。