小渕恵三の発言 (国旗及び国歌に関する特別委員会)
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○国務大臣(小渕恵三君) 日の丸の旗を世界平和の象徴にいたしたいという先生の思いにつきましては全く同感でございます。しかも、責任ある立場にある者としてはこのことを十分踏まえて政治に取り組まなきゃならぬと深く認識をいたしておるところでございます。
きょうはお話しのように長崎において慰霊祭と平和祈念祭が開かれております。昨年、私は、広島並びに長崎両市におきます慰霊祭、平和祈念祭に出席をさせていただきました。本日はこの場所におりまして現地に参っておりませんが、改めて長崎において被爆された方々に心から哀悼の意を表しますと同時に、平和の誓いを私自身も新たにいたしておる次第でございます。
昨晩、吉永小百合さんの朗読されましたものにつきまして私も実は拝見をいたしておりまして、思いを新たにいたしますと同時に、その気持ちは日本国民ひとしく忘れてはならない問題であると認識をし、深く感銘を実は覚えたところでございます。そうした意味におきまして、改めてこうした国を指し示すところの国旗並びに国歌の問題につきましても思いを深くしていかなきゃならぬと思っております。
特に、先生が本会議におきまして御自身のことを申されまして、二歳のときにお父上が戦死なされ、そして三歳のときに大空襲で家を焼かれた、そういう御体験も踏まえながら、やはり日の丸と君が代に責任がなく、当時の為政者も含めましてその責任を忘れ去ってはならぬという御指摘でございました。
我々は、もとより過去に十分な反省をいたさなければならないことは当然でありますが、同時に新しい世紀を迎えて国民ひとしく新たな気持ちを持って前進していかなきゃならぬ。そういう意味で、本問題につきまして御指摘をちょうだいいたしましたことにつきましては、私自身も十分このことを肝に銘じて今後とも政治の責任を果たしていきたいと改めて感じたような次第でございます。