大淵寛の発言 (国民生活・経済に関する調査会)

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○参考人(大淵寛君) ちょっと言い残したことといいますか、舩橋先生が今言われたことに関連して、地球全体として見れば人口爆発をしているんだから、日本のような先進国の人口はむしろ減った方がいい、こういう意見も時々聞くわけです。
 ところで、地球で人口爆発が起こっているのかといえば、確かにそうなんですけれども、しかし一九六〇年代後半をピークとして増加率が漸減しておりまして、特に一九九〇年代には大幅に低下いたしました。それから、二十世紀に入ってからは開発途上国でも急速に増加率が低落いたしまして、以前の将来人口推計では、これは国連によるものですが、二〇五〇年に人口が百数十億までふえるということが言われておりましたけれども、最新の一九九八年推計ではもう百億に届かない、つまり人口爆発はもう終息しつつあると。もう人口爆発は危機ではないとすら言う人が最近出ております。
 もちろん現在の六十億、ちょうど六十億をことし突破すると言われておりますが、それが百億近くに、まだ五割以上ふえるわけですから相当の増加には違いありませんけれども、爆発というものにそろそろ限界が見えてきた、そういう状況にあるということだけ一言つけ加えさせていただきます。

発言情報

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発言者: 大淵寛

speaker_id: 21245

日付: 1999-04-16

院: 参議院

会議名: 国民生活・経済に関する調査会