樋口久俊の発言 (農林水産委員会)

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○政府委員(樋口久俊君) 新規就農者が円滑に就農されるということを支援するためにいろんな資金措置があるわけでございますが、無利子の資金制度でお話をいたしますと、三つほどございます。一つは、なかなか新規就農の方は技術が身についておられない方が多いということもございまして、技術習得のための就農研修のための資金。それから、自分が実際に就農するところがどういうところでどこが適当であろうかといろんな調査をされたり、場合によっては家族で引っ越しをされたりというようなこともございますので、そういう準備のための資金。それから、実際に経営を始められるということになりますと相当程度の機械なり施設のために投資が必要でございますが、そのための経営開始資金。大別して三つほどの資金が用意をされております。
 若干細かくなって申しわけないんですが、御質問も十分であろうかというお話がございましたので、金目で御紹介をいたしますと、就農研修のための資金につきましては、県の農業大学校で研修をされるという場合は月額五万円、それから実際に農家にお入りになって研修をされる場合には月額十五万円というような資金が用意されております。それから、就農先の調査等の資金としての就農準備資金、これは二百万円。それから、実際経営を開始される場合の開始資金、認定就農者になられた場合には二千八百万、そうじゃない場合は二千三百万という貸付限度額が設けられているわけでございます。
 なお、これらの限度額につきましては、このところ資金需要がふえているといいますか、十分おこたえをするという観点から、平成十年度に限度額の引き上げを図っておりまして、就農準備資金につきましては、それまで百五十万だったのを二百万円、また経営開始資金につきましては、認定就農者でございます場合には二千三百万から二千八百万、それ以外につきましては千八百万から二千三百万と限度額を引き上げております。
 なお、貸し付けの実態でお話をいたしますと、どのような形で実際借りられているだろうかということの事例でお話をしますと、平成十年度、まだ最終的な決算は出ていませんが、見込みで御紹介をいたしますと、就農準備資金が先ほどお話をしました二百万円の限度のうち百七十五万円程度、それから経営開始資金が二千万円余りの限度額があるわけでございますが九百万円余りということでございまして、現時点ではまあまあ限度額のところにまだ余裕がございますので、私どもとしては資金需要にはおおむね対応しているんじゃなかろうかと一応判断をしているわけでございますが、この実績はきちっとトレースをしていかないといけないと思っておるところでございます。

発言情報

speech_id: 114515007X02019990608_021

発言者: 樋口久俊

speaker_id: 10407

日付: 1999-06-08

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会