佐々木正峰の発言 (文教・科学委員会)
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○政府委員(佐々木正峰君) 学生による授業評価でございますが、評価の実施主体、これがだれかによりまして、大学が学生に依頼して評価を行うものとか、教員自身が学生に依頼して評価を行うものとか、学生みずからが自主的に行うもの、あるいは学外の第三者が学生に依頼して評価をするものなど、いろいろな目的、方法により行われているところでございます。
近年、教育研究の質の向上を図る、そして大学が教育機関として社会的使命を達成する観点から、大学の行う自己点検・評価の一環として学生による授業評価を実施する大学が年々増加しておりまして、平成九年度の数字で申しますと、国立大学については七十六大学、七八%、公立大学につきましては十二大学、二一%、私立大学は百八十四大学、四三%、全体では二百七十二大学、四六%がこれを実施しているところでございます。
学生による授業評価の具体的な評価項目といたしましては、実施している項目の多い例を挙げますと、先生の話し方の聞き取りやすさ、あるいは授業のわかりやすさ、黒板、ビデオ、OHP等の使い方、それから学生の自己評価なども多い項目となってございます。
文部省としては、学生による授業評価が大学や教員の教育方法の問題点の把握やその効果的な改善を図っていく上で意義があるというふうには考えているところでございます。今後、さまざまな実施主体による学生評価の試みが一層活発に行われることを期待するとともに、各大学が自己点検・評価の一環として学生による授業評価を実施する、そしてそれを踏まえて教育活動の改善を図っていくことを促してまいりたいと考えております。