石田美栄の発言 (文教・科学委員会)

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○石田美栄君 ありがとうございました。
 私は、もう三十年近く前ですが、最初にアメリカの大学院に留学しましたときに、州立大学でしたが、たまたまその年がちょうどその大学全体の評価の年に当たりまして、とった講座それぞれの終わりに教授が自分の評価のペーパーを配られて、それもかなり膨大なもので、たしか九十分か一時間全部使って書くくらいのものでした。今おっしゃったような項目ももちろんですけれども、学生の創意工夫を引き出すのでどうだったかとか、かなり膨大なもの。私は留学生ですから言葉の上でも大変で、四苦八苦して、宿題で持って帰ってそのペーパーを埋めて、後で出させていただいたような記憶がございます。
 こういった評価も一つの方法ですけれども、そういったことも充実されていって、第三者評価も加えて、これからいろんな資料に使われそうな大学の評価が充実していくことを本当に望んでおります。
 最後に、大学審議会の答申にも、今後国立大学が特に社会的責任を果たすべきことが期待される機能として何点かが挙げられているわけでありますけれども、文部大臣として、これからエージェンシー化、独立行政法人化といったことも検討されていく中で、高等教育、中でも大学院の機能、国立大学でなければできないこと、この点をどういうふうにお考えになっているのか。
 私は、国立大学でどうしてもやらなきゃいけないことというのは、国の将来のあり方にかかわる教育者の養成、あるいは私学ではとても採算のとれないような国家戦略的な、高度な、先端的な学術研究、あるいは長い将来を目指した、ひょっとしたらむだになるかもしれないような基礎研究的なもの。したがって、教育者の養成と、もう一つは大学院レベルの高等教育機関が中核となるような、そういう部分かなというふうに思っているんですけれども、文部大臣、これだけは国立大学でなければという部分をどのようにお考えか、最後にお伺いいたしまして、質問を終わらせていただきます。

発言情報

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発言者: 石田美栄

speaker_id: 7700

日付: 1999-05-20

院: 参議院

会議名: 文教・科学委員会