奥田建の発言 (運輸委員会)
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○奥田(建)委員 どうもありがとうございます。(「鳩山党首は反対しているぞ」と呼ぶ者あり)いや、そんなことはございません。うちの地元へ来てしっかりとごあいさつをいただきました。
ただ、私も、今の与党側の、全体の予算について何でもありの何でもいただき何でもばらまきといった、そういった姿勢までを肯定するものではございません。やはり先ほども言いましたように、進めるべきもの、耐えるべきもの、そういったものをはっきりと打ち出し、また理解される、そういった予算あるいは議会であっていただきたいと思う次第でございます。
ちょっと時間の方が差し迫ってまいりました。海上保安庁関係にもう一問御質問させていただきたいと思います。保安の関係では先ほど高木委員の方からお話があったと思います。私の方は、かなり前のことになりまして少し記憶が薄れてきたかもしれませんけれども、日本海沖で起きましたナホトカ号の重油流出事故に関連した質問でございます。
大変多くの方々の御協力のもとに海岸清掃といいますか、重油の回収作業に当たらせていただきました。九年の一月ですから、もう二年以上前のことです。ただ、今もこういった補償問題などで各自治体は頑張っておるわけでございますけれども、海上保安庁関係ということで、その後もいろいろな法的な整備あるいは設備的な補充、補充といいますかそういったことが行われていると聞いておりますけれども、私が一番心配しますのは、十年以上も先のことになるのかもしれませんけれども、いまだ隠岐島沖に沈んでおります船体のことでございます。沈没船体には一万キロリットルと推定されるような重油がまだ残存しておるわけでございます。これは流出した重油の優に一・五倍の量になると聞いております。
こういった事態に対して、確かに今は二千五百メートルの海の底にあるということで手のつけようがない、あるいは確実な回収方法というものがないということが検討委員会の報告でもございました。海上保安庁関係ではございませんけれども、近ごろの世相の中で、一つの危機管理といったものに対してやはり私も含め多くの方が不安を抱いている時期ではないかと思います。しかも、今まで報道に見られたような、予想されない危機管理ではなく、ある意味でしっかりとここにこういった問題点があるといったことを把握できるというか認識できる事態であり、そういったまた新たな流出というものが予想し得る危機でもございます。
政務次官にお尋ねいたしますけれども、こういった法整備あるいは施設の拡充とともに、今の残存油の対策といったものをお聞かせいただければと思う次第でございます。