前田肇の発言 (経済・産業委員会)
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○参考人(前田肇君) 電気事業者は、いろいろ台風等の自然災害の発生時にもお互いに相互に協力するということは従来からずっとやってきております。今回のように、原子力災害でこれだけ大規模な協力をしたというのは実を申しますと初めての経験かと思います。
今回、ジェー・シー・オーの事故が発生しまして、直ちに電気事業連合会としても各電力会社に協力を要請したわけでございまして、各社それぞれ社員それから協力会社の人たちも動員しまして、サーベイメーターを持ち、車を持ち、あるいは防護服等も持って現場へ参りました。例えば、関西電力の場合でもたしか六十数名が行ったかと思います。こういった対応は、自画自賛になるとあれでございますけれども、非常に迅速に対応できたのではなかろうか、こう思っております。テレビ等でもいろんな遠方の電力会社のヘルメットをかぶった人が住民の方々の汚染をサーベイメーターでチェックしているというようなところが映ったりしておりまして、そういう意味では我々としても十分協力できたのではなかろうかと思っております。
今後の課題というお話でございましたが、当面、万一のこういったことが起こったときには今回と同じようにこういった協力体制をきちんとやっていく必要がございますし、そのやり方につきましても、今回は本当に緊急対応したわけですけれども、電気事業連合会の方でもこういった事態に対応するような仕組み等も検討する必要があろうかと思いますが、しかし根本的にはやはりこういった事故を起こさないようにするための事業者全体としての対応策が大事だろうと思っておりまして、これは先ほどちょっとお話しさせていただきましたけれども、業界全体でニュークリアセイフティーネットワークという組織をつくっていわゆる安全文化の向上ということに努力していきたい、こう思っているわけでございます。
以上でございます。