田村公平の発言 (国土・環境委員会)
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○田村公平君 確かに、ことしの五月一日、西瀬戸自動車道こと、しまなみ海道をもちまして本州と四国の間は三橋時代を迎えました。
まず一つには、料金が高いというユーザーの声がありまして、それからもちろん高いだけではなくして、四国の島内の基本的な道路網のネットワークが整備されておらぬために、例えば今治から国道十一号線に出ようとしても、まだ工事中でありまして、何か橋はさっさと渡れたけれども島内に入ると大変な渋滞になって、十一号線というのは、御案内のとおり瀬戸内海の四国側の工業地帯を結ぶ大動脈でありまして、そういうところに一般の観光客の方がマイカーで入ってこられても、もともとが狭いところにでかいものがどんと入るものですから逆ストロー現象みたいになって渋滞が多いわけですから、そういうこともやっていただかぬといかぬとは思うんです。
私が言いたいネットワークという中に、平成二、三年ごろですか、今、新潟県の北陸地建新潟国道工事事務所長をやっております徳山日出男君が、道路局企画課の課長補佐当時に現職の名前で「マルチメディア・クライシス」という本を書きまして、これが今のITSにつながっていって、建設省として言うところのスマートウェイにつながっていきます。
現在、五つほどですか、全国でモデル事業として取り入れられておりまして、その一つには、先般決まりました高速道路の自動料金徴収システム、横文字で言うとややこしくなりますけれども、そういうふうに、あそこでアイドリングして渋滞している間が一番公害というか、騒音もそうですけれどもCO2が発生する。大体八十キロぐらいで走っていると今の車は非常に燃費もいいし公害も発生しない。渋滞のもとというのは、自然渋滞を除けば大体料金所のあたりで、せっかく八十キロから百キロぐらいで走ってきたのがそこで狭められる。それがノンストップに近い状況で行けるようになる。そういうのを全部総合して高度道路交通システム、ITSと言っておるんですが、そういうこと。
それから、全国で五つのうちの一つに四国も入っておりまして、今、国道の中に情報ボックスというのをずっと埋めておりまして、うちの国道は全部で、いわゆる昔で言う一級国道が三十二、三十三号線、五十五、五十六号線とあるんですが、これは全部二車線でまだ自歩道もついていないような国道ですけれども、片側を交通制限して情報ボックスというのをどんどん入れております。そういう新しい、単なる道路をつくるだけ、あるいは公共事業としてのハードをやるだけじゃなくて、ハードとソフトが一体になったそういうネットワークづくりも僕は大事だと思っていますので、そういうことについて。
建設省はスマートウェイの立派な本も出しておられます。政策としても打ち出されておりますけれども、大臣は今後二十一世紀を展望して、そういう情報ハイウェイとかあるいはスマートウェイということについてどういうお気持ちで、どういうお考えで取り組んでいくか、お考えを聞かせていただきたいと思います。