小渕恵三の発言 (中小企業対策特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(小渕恵三君) 御主張されておられること、私もそれなりに理解しているつもりでございますし、しばしば申し上げておりますが、いわゆる欧米的な大変ドラスチックなリストラによって構造改革をするということに比べまして、日本的といいますか、さりながら、新しいグローバル化している中で従来のような状況というものは、これはなかなかし得ない。
そこで、第三の道と申し上げているのですが、従来の日本の中で、よき慣行の中で労使ともに困難な状況、先ほど石油ショック、狂乱物価時代のことを、先生も恐らく労働運動を通じて大変御苦労された時代じゃないかと思いますが、乗り越えてきたわけですから、そのよき点は持たなきゃならぬと思います。
しかし、同時に、日産に代表されるような形で、国際化の中で経営を改善していかなきゃならぬという一方の考え方もあるわけであります。しかし日産とて、いわゆる生首を切るという、二万一千人の生活を直ちにしていけないような、労働者の生活を維持できないようなことにするとは言ってはおらないわけですから、そういう意味で、徐々にやはり生活を安定させながら、そして同時に企業の経営改革、改善も行わなきゃならぬ。その道をそれぞれが真剣に今模索しながら努力をしていくわけでありますし、それに対して政府としては適切な援助その他をいたしていくというのが今の姿勢ではないか、こう考えております。