荒井正吾の発言 (農林水産委員会)

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○政府参考人(荒井正吾君) 外国漁船であれ商船であれ、緊急に入域されるという国際慣行が認められておりますが、これは船舶が海難あるいは生命の危険が急迫したときに、外国の領海または内水に入域するということでございます。
 そのときの条件でございますが、緊急避難でございますので、基本的にお互いに認め合おうという精神あるいは条約がございます。ただ、入るということを通告しなきゃいけないという手順になっております。したがいまして、許可ということではないんですが、通告を。北海道周辺では無通告緊急入域というものが比較的多数発生していると聞いております。
 海上保安庁といたしましては、通告をしていただくということを外交ルート等でお願いするとともに、現場で指導するということはもちろんでございますが、言ってみれば、他人の家へお邪魔するということでございますので、行儀よくしていただかないといけない、秩序を守っていただかなきゃいけないということは当然でございますので、漁具に被害を及ぼしたり他の船舶の航行に支障を及ぼしたりというおそれがある場合には他の水域に移動する等の指導を現場で行っておるところでございます。
 また、緊急入港の要件が消滅した場合、海難のおそれがあるとか水等が欠乏したとかということでございますが、消滅した場合には直ちに領海外に出域することを指導しております。
 今後とも、外交ルートを通じた緊急入域の条件の遵守をお願いするとともに、配備中の巡視船艇による現場指導により、秩序維持を図っていきたいと考えておるところでございます。

発言情報

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発言者: 荒井正吾

speaker_id: 10586

日付: 1999-12-14

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会