中馬弘毅の発言 (運輸委員会)
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○中馬政務次官 森田委員、大変わかりやすいデパートの例を挙げて成田、羽田の問題を説明していただきました。まさにそのとおりでございまして、この有効活用を私たちも真剣に今考えているところでございます。
御指摘ありましたように、首都圏だけをとりましても航空需要は延べ約七千七百万人と言われております。成田、羽田だけでなかなか対応できないんじゃないか、第三空港の話も出ておりますが、ともかく現在の成田、羽田、本当に私たちの貴重な税金を多額に使って整備した空港でもございます。これを極力おっしゃったような形で効率的に運用することは、私たちの一つの課題だと思っております。
今後も、国際については成田空港、国内については羽田空港という一つの決まり事を私たちもしておりますが、このことにつきましては厳守することとしましても、その運用面やアクセス面で機能拡充を図っていくことは極めて重要であると認識をいたしております。
国際線の需要を担う成田空港につきましては、国際定期便等の需要に対応するだけで精いっぱいでございまして、国際チャーター便や国際ビジネス機の運航のための申し入れ、新規乗り入れあるいは増便要求は五十カ国にも及んでおりますけれども、これも成田ではもう対応できません。
今御指摘にありましたように、羽田空港がこの七月から少し発着枠を拡大いたしますけれども、二十四時間空港とはいいながら、国内便でございますから、相手の国内空港が二十四時間でない限り夜はあいてしまうわけですね。そうしますと、ここで、成田に乗り入れたいという各航空会社の中で夜でもいいというところがあれば、国際チャーター便、貨物便は受け入れられるのじゃなかろうか、こういうことで今検討をしているところでございます。
これらを踏まえまして、成田空港の機能を減殺することなく、成田、羽田両空港が相まって機能向上をどのように図ることができるかということを念頭に置きながら、羽田空港の深夜、早朝の時間帯における国際チャーター便等の就航について検討を進めているところであります。なお、深夜、早朝の時間帯の利用を考える場合、特に騒音問題が大きな検討課題となっておるがために、これらに関する検討を現在進めているところであります。