桑原豊の発言 (地方行政委員会)
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○桑原委員 最後に、私は、今度のこの一連の問題、大変に残念なことの連続であったわけですけれども、やはりこれを踏まえて、問題は、この先、国民の皆さんの中に増幅している不信をどう取り払って、いろいろな厳しい事件が相次いでいるわけですから、それに立ち向かう警察としての信頼をどう回復していくのか、このことが大変大事だというふうに思います。
私も多くの警察官の皆さんを存じ上げておりますけれども、ほとんどみんな本当にまじめな、非常に使命感を持った方々が大半なんです。ほんのごく一部の方の中にこういった不心得があったわけで、それが全体の不信につながってしまうということで、大変私は残念な気がしてならないのです。
おまけに、その不信を買うことを行った人が最高幹部であり、その候補生であるというか、そういうキャリアのエリートであるということに、もう二重三重に大変な憤り、私はそんなものを覚えるわけでございまして、よほどこの際、このキャリアの問題なども含めて根本的な改革に踏み込んでいかないと、とてもじゃないが、警察の場合には捜査上の秘密であるとかいろいろなことをあれにして、やはり閉鎖的な体質というのがどうしてもぬぐい去れないものがあると私は思うのですね。それと一生懸命に格闘して、何とか開かれた警察をということで御努力をされていることも私はわかるわけですけれども、しかし、その格闘の手を緩めることがあってはならないと思いますし、なおなお、この問題をきっかけに、ぜひ大きな改革を打ち出して実行していただきたいと思います。
例えば、外部監察であるとかあるいはオンブズマンの制度であるとか、徹底した情報の公開、もちろん捜査上の問題、いろいろかかわるところがありますけれども、それ以外のところではきちっとした情報公開が行われるということですとか、キャリアの制度を見直していく、あるいは公安委員会制度も、今度警察法を準備されておるようですけれども、そういったことをきちっと実行していく、そういったことなど、私はこの機会に取り組むべき課題が非常に多いと思います。
ぜひそういったことを、公安委員長そして長官、どのように考えておられるのかお聞かせをいただいて、この問題を終えていきたいと思います。